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コーデックス/M1917 Trench Carbine
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M1917 TRENCH CARBINE
Turning Tides


C96ピストルは強力な弾を高速で発射するため、威力が求められる状況で極めて人気の高いストック脱着式カービンとなった。C96ピストルの完成後、すぐに長銃身、固定ストック、フォアグリップ装備のバリエーションも生み出された。民生用のJagdkarabiner(ヤークトカラビナー)、軍用を目指したKavallerie Karabiner(カヴァラリ・カラビナー)などである。第一次世界大戦中、C96は塹壕強襲兵や突撃歩兵などに好まれ、ショルダーストックと32発入りドラムマガジンを装着可能なLange Pistole 08とで人気を争った。1915年、ドイツ陸軍のライフル選考委員会は突撃歩兵向けの新たなフルオート銃を募集し、多数の銃器メーカーがこれに応えた。


1917年、C96の製造元がM1917 Trench Carbineを評価のために提出した。C96をベースに、先のカービン版に類似した固定ストックとフォアグリップを装備しつつも、ダブルカラム、ダブルフィード(複列交互式)の40発入り脱着式マガジンを備えている点が主な違いであった。M1917は依然としてC96同様のセミオート銃であり、本来の要求仕様を満たしていなかったが、軍選考委員会はこれを受け入れ評価が実施された。装弾数40発の脱着式マガジンを備えたM1917の性能は素晴らしかったが、製造コストが高く、ドイツ陸軍がM1917の生産によるGewehr 98などの他の銃の生産への影響を恐れたため、M1917の生産数は少数に留まった。第一次世界大戦後、その多くがヴェルサイユ条約に抵触するとして破壊されている。

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