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コーデックス/竜との戦い
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飛行船を落とすための最適装備

巨大飛行船は硬式の船体構造を持ち、浮力の元となるガスは、小分けされた気嚢に収められていた。飛行機から放たれた銃弾は、気嚢まで到達すらできないこともあった。通常の鉛弾は飛行船に効果が薄く、巨大飛行船は穴だらけになりながらも、戦闘から無事に帰還することができた。この状況を変えたのが、それぞれ爆発および着火をもたらす、ペアとなる2種の弾丸の発明であった。この発明と、飛行船と同じ高度に到達できる飛行機の出現より、飛行船の時代は終わりを迎えていった。とはいえ、大戦中の空襲は継続されていた。


「飛行船には考えられている以上の耐久力があった」


運用には多くの難を抱えていたが、イギリスは当初、フランスのル・プリエールロケット弾を飛行船の撃破に最適な装備と考えていた。西部戦線では観測気球対策として成功を収め、多くの飛行機は主翼の支柱に10近くのロケット弾の発射筒を取り付けることができた。しかし現実に当てるとなると、高度な防衛火力を有した飛行船の間近まで近づかなければならなかった。


結局、ロケット弾で飛行船が撃墜されることはなかった。実際に飛行船を撃墜したのは、直上からの爆撃や、対空砲火、飛行機からの新しい弾丸の組み合わせによる攻撃、そして1人の勇敢なフランス人パイロットによる飛行船への特攻であった。

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