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コーデックス/BODEO 1889リボルバー
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BODEO 1889リボルバー

イタリア軍では、1874年より、フランスのChamelot Delvigneリボルバーを制式拳銃として採用してきたが、兵士の間ではサイズ・重量共に大きすぎることが問題になっていた。その後10年の間に、2人のイタリア人銃工が別々にChamelot Delvigneの小型化を行った。1889年、イタリアの火器選定委員会は、2つの小型化の優れた点を組み合わせてM1889リボルバーとし、これが新たな制式拳銃として採用されることになった。委員会の代表がイタリア人銃工のカルロ・ボデオであったため、M1889にはBodeoの名も冠されるようになった。


Bodeoはダブルアクション、6連発シリンダー、黒色火薬使用のリボルバーで、イタリアでは「Coscia d’Agnello(子羊の脚)」のニックネームで呼ばれ、第一次世界大戦中には、志願兵版と士官版の2種が生産された。ただし、この2つの違いはトリガーのデザインのみであった。Bodeoは信頼性が高く、単純かつ生産コストの低いリボルバーであり、採用当時すでに時代遅れだったが、1945年まで使用は続いた。


M1910やM1915などの最新ピストルの生産が同時になされながらも、Bodeoが完全に置き換えられることはなかった。イタリアでは第一次世界大戦の終わりまでに、各派生版をまとめて約20万丁が生産され、スペインでも1916、1917年にかけて生産された。第一次世界大戦中、オーストリア=ハンガリー帝国軍は多数のBodeoを鹵獲し、それが第二次世界大戦中のドイツ軍で使用された。

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