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コーデックス/C-93ピストル
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C-93ピストル
C-93は世界で初めて大量生産されたセミオートピストルで、当時開発されたばかりの重機関銃に使われたのと同類のトグルロック機構を用い、1893年に生み出された。C-93は信頼性が高く、当時は新機軸であったグリップ収納の脱着式ボックスマガジンを備え、今日の標準に至る道程を築いた。


C-93では、初のピストル用リムレス弾の開発にも成功しており、これが有名なC96ピストルの主力弾のベースとなった。C-93は一般に販売され、3千丁以上が生産された。複数の国の軍隊で導入が検討されたが、結果として制式採用に至った例はなく、これは主に扱いにくい形状と、反動の強さ、生産コストの高さが原因であった。ただし、脱着式のショルダーストックが標準で用意され、これを装着することで形状の問題が解消され、非常に扱いやすく、優秀なセミオートカービンとして使用することができた。


制式採用はなかったものの、1899~1902年の第二次ボーア戦争で使用された例があり、第一次世界大戦でも一部の将校が私物のピストルとして持ち込んでいた可能性は高い。何度かの軍隊での運用試験においては、より使いやすくするための設計の変更が求められたが、設計士は一切の変更に応じず、C-93の設計の改善は、そのかつての助手の手にゆだねられた。そして、C-93のトグルロック機構を用いてさらに洗練させた結果生み出されたのが、伝説の中の伝説P08ピストルである。

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示

  • ゴールデンカムイで鶴見が
    使っていたものだな -- 2017-12-30 (土) 12:47:18
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