マガジン給弾式の機関銃で、100年以上に渡り実戦で使用され続けた。
用語については武器の性能表についてを参照してください。
ある程度安心して撃ち合える火力を持ち、仲間と共に前線を押し上げることに最適な軽機関銃。 これと言った得意な距離が存在せず、良く言えば万能だが悪く言えば器用貧乏と言った性能で、様々な距離で運用できるが遮蔽物を利用したり先手を取る等、一工夫しなければ撃ち負けてしまう事が多い。 BARと比較してレートが低く、装弾数が多い。レートが低い、というのは欠点と見られ勝ちだが、LMGの場合は利点ともなり得る。レートが低くければ、それだけ制圧射撃をしていられる時間が長くなるからである。 制圧射撃を生かしつつ、柔軟に立ち回ろう。 特徴的なマガジンは抵抗があるかもしれないが、そのうち慣れるだろう。
概要
マドセン機関銃はユリアス・J・ラスムッセンとテオドア・ショービューによって開発された軽機関銃でり、1902年にデンマーク陸軍に採用された。 本銃は本当に軽機関銃と呼べる最初期の量産兵器のひとつであり、世界の34ヶ国に広まった。
本銃は生産コストが高いとされていたが、信頼性も有名であった。 マドセン軽機関銃は、第一次世界大戦の前後に12の異なる口径(6.5mmから7.92mmまで各種)で34ヶ国に販売された。
また80年以上に渡って、世界中の様々な紛争において広汎に戦闘に投入された。 本銃は特にロシア帝国軍に広く用いられた。ロシア軍は1,250挺を購入し、1904年の日露戦争中に投入した。 それ以降も各国において使用は継続されWW1~WW2を経て、ポルトガル陸軍においても1960年代および1970年代のポルトガルの植民地戦争の際にマドセン軽機関銃を使用した。
ブラジルでの継続使用
ブラジル陸軍において使用されたマドセン軽機関銃は退役後ブラジル警察に渡り、7.62mm NATO弾に適合するよう改修が加えられている。 2009年10月19日、麻薬密売人との衝突の最中に撮られた写真にマドセン軽機関銃を構えるブラジル警察官が写っており、少なくともその当時までは使用されていたことを示している。
写真1 写真2
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