長時間滞留する毒ガスを放出するグレネード。ガスの中に入った敵はダメージを受ける。
黄色い毒ガスを放出し、放出範囲内の敵兵士に継続ダメージと制圧効果を与えて行動を大きく制限する便利なグレネード。 ・・・なのだが、制圧効果は味方にも及んでしまうという大きな欠点も持っている。 具体的には視界不良・精度悪化・体力回復阻止*1・リスポーン不可*2という効果が味方にも発生してしまう。 くれぐれも味方が固まってる所に投げたりしないように。
ガスは黄色に着色されており、また放出範囲内に入ると敵味方どちらが投げたかにかかわらず「ゴホゴホ」といった咳き込むエフェクトが発生する。 そのため敵味方どちらのガスかを判別するのは困難だが、グレネードのマーカーの有無を見ればダメージを受けずに判別できなくもない。
ガスグレネードへの有効な対策となるのがガスマスクである。ガス放出範囲内ではガスマスクを着用することでダメージ・制圧効果を防ぐことができる。 しかしガスマスク着用中は視界が悪くなり、さらにADSモードでの射撃が不可能になってしまう。 またガスマスク着用時には若干のスキが生じるため、状況によってはあえてガスマスクを着用しないのも一手となる。
主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。
衝撃的な映像などもあるので注意
今作では使われている毒ガスは塩素ガスであると思われる。黄色い煙を発し独特の刺激臭を放つ。高い毒性を持ち大量に吸えば内臓を呼吸器を痛めつけ酷い場合には呼吸不全での死を招く。 たとえ死なないにしても、目や皮膚の粘膜などを糜爛させひどい場合は失明などの副作用を起こす為、初期の防毒マスクの品質の悪さもあって完全にこれらを防ぐことはできず連合と中央同盟双方の前線にいる兵士に大量の被害者を出し後遺症で苦しめた。
第一次世界大戦前より硫黄などを燃やしたものを毒ガスとして使用したケースはあるが、本格的に化学兵器としての毒ガスが用いられるようになったのは第1次世界大戦にになってからである。 塩素ガスは製造が容易なので大量に使われている。特にドイツはフリッツ・ハーバーによるハーバー・ボッシュ法の発明などによる科学力を武器に、化学化合物を大量生産する方法を持っていたことで毒ガスを大量に生産できた。 毒ガスは空気より重いので地表に滞留しやすく塹壕に立てこもる相手に対して有効と言えた。自陣から大量にガスを焚いたり、グレネードの様な個人用の手投げ、航空機による投下や大砲の砲弾等で相手陣営に流し込む。雨では効果は落ちるし風向き次第では自陣営に飛んでくるので扱い安いとは言えないものの、広範囲の大量の敵兵を攻撃できる利点がある。 塩素ガスへの対策が双方で取られるようになると、より強力なイペリット(マスタードガス)やホスゲンの様なガスが開発されるようになった。
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