ベルギー製のダブルアクション・リボルバー・カービン。特殊なガス気密式カートリッジ弾を使用する。
用語については武器の性能表についてを参照してください。
戦車兵・パイロットの持てるカービンライフル。 リボルバー式ではあるが、装弾数が9発ありスピードローダーも使用できる。 戦車兵・パイロットのメインウェポンとしては最大威力・最低威力共に最も高く、またADS精度・リコイルも最も良好。近中距離での性能はピカイチ。 但しアイアンサイトの背が低いため敵が隠れがちであり、マズルフラッシュの激しさも相まって中距離以遠での狙撃には不向き。 また装弾数9発はリボルバーとして見れば多いが発射レートが遅く、メインウェポンとして見ると心許ない。 他にも装弾数5発の半自動ライフルはあるのだが、コイツはリロード時間が4秒とダントツどころではなく遅い。
主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。
↑ピーパーの動画が見つからなかったのでナガンリボルバーの動画で代用。3:00から他のリボルバーとのガス漏れ比較がある。
ピーパー・リボルビングカービン(Pieper Revolving Carbine) リボルバーの欠点であるガス漏れ問題を解決したベルギーのナガンM1895リボルバーの機構を取り入れ、1895年に開発されたベルギー製リボルビングカービン銃。 主に19世紀末のメキシコ国家警察によって用いられた。
ナガンM1895リボルバーの機構というのは、引き金を引くと回転弾倉が前進してバレルとシリンダーを密着させ、 また特殊設計の7.62mmナガン弾(7.62mm Nagant)は弾頭を薬莢が完全に覆う構造であり、撃発時にこの薬莢が広がってバレルの内側に密着する。 この二つの仕組みによってガス漏れをほぼ完全に防ぐ仕組みである。 本銃もこの機構を完全に踏襲しており、回転弾倉前進機構はもちろんのこと、 7.62mmナガン弾よりも長い8mmピーパー弾(8mm Pieper)を9発装填するが、この8mmピーパー弾も7.62mmナガン弾と同じ構造をしている。
またナガンM1895リボルバーとは明確に異なる改良点として、本銃の回転弾倉は右側にスイングアウトできる。 素早いリロードを可能にするこの機能は現在でこそ珍しくないが、当時のリボルバーとしては最先端の「ナウい」機能だった。
本銃は当時のライフル銃としては軽量かつ重量バランスに優れ、確かに警察などでの携行には非常に優れていた。 しかしリボルビングライフルというジャンル自体が廃れてしまったこともあり、本銃の後継は残念ながら存在しない。
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