20世紀の初めに登場し、1950年代まで生産が続けられた自動小銃。
用語については武器の性能表についてを参照してください。
Winchester M1907はアメリカのウィンチェスター社でトーマス・クロスレイ・ジョンソンが開発した自動小銃である。 使用弾薬は.351 Winchester Self Loadingを使用し、この弾薬は同銃身での場合.357マグナムとほとんど変わらない高い威力を持っていた。 また当時の自動小銃は信頼性が低く、故障が多いものが多かったが、このM1907は高い動作性を持っていた。
その為狩猟用として用いられていたM1907だったが、第一次世界大戦勃発後は軍用ライフルとしても使われ、アメリカに限らずイギリス、フランス、ロシアにも輸出がされた。 大半は航空機の機銃として使われたが、フランスからのオーダーで20発装填の大型マガジンと着剣ができるようにし、フルオート射撃機構を搭載した「M1907/17」が作られ、地上戦でも使われた。 後に現地での兵士から評判が良かった為か、フランスがこれを参考に使用弾薬等を変更した国産モデルの「Ribeyrolles 1918」を開発している。
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