Mosin-Nagant M91 のバックアップ差分(No.14)
//&attachref(./.png,nolink,80%); ロシア帝国軍の正式ライフル。3,700万丁以上が作られた、史上もっとも大量生産されたライフルの一つである。 |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):分類|''[[偵察兵]] / スナイパーライフル''| |製造国|&ref(画像置場/ロシア.png,nolink); ロシア帝国| |設計 / 製造|設計:セルゲイ・イワノビッチ・モシン、エミール・ナガン、レオン・ナガン&br;製造:トゥーラ造兵廠やイジェフスク造兵廠など多数| |使用弾薬|7.62×54mmR| |銃剣突撃|可能| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):141|BGCOLOR(#555):COLOR(White):50|>|>|240|c |>|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):プリセット|BGCOLOR(#aaa):''歩兵''|BGCOLOR(#aaa):''マークスマン''|BGCOLOR(#aaa):| |>|解除条件|[[説明文参照>Mosin-Nagant M91#tips]]|[[説明文参照>Mosin-Nagant M91#tips]]|| |>|装弾数|5/25|5/25|| |>|射撃モード|&ref(画像置場/mode1.png,nolink);|&ref(画像置場/mode1.png,nolink);|| |>|ダメージ(最大-最小)|100-80|100-80|| |>|ダメージ&br;(増加開始距離-[適性距離]-減衰終了距離)|40-[60-98]-140|40-[60-98]-140|| |>|ダメージ(イメージ)|BGCOLOR(#222):&attachref(歩兵ダメージドロップ.png,nolink,60%);|BGCOLOR(#222):&attachref(マークスマンダメージドロップ.png,nolink,60%);|| |>|連射速度|56rpm|56rpm|| |>|弾速|820m/s|820m/s|| |>|重力落下|12m/s2|12m/s2|| |反動|ADS|左1/上2/右1&br;初弾反動倍率1倍/&color(Green){(減少速度4.5/s)};|左1/上2/右1&br;初弾反動倍率1倍/(減少速度3/s)|| |~|腰だめ|左1/上5/右1&br;初弾反動倍率1倍/&color(Green){(減少速度4.5/s)};|左1/上5/右1&br;初弾反動倍率1倍/(減少速度3/s)|| |拡散|ADS|静止:0/移動:1|静止:0/移動:1|| |~|腰だめ|静止:立2.5 屈2 伏1.5&br;移動:立4 屈3.5 伏3|静止:立2.5 屈2 伏1.5&br;移動:立4 屈3.5 伏3|| |最大拡散値|ADS|静止:2/移動:3|静止:2/移動:3|| |~|腰だめ|静止:立3.5 屈3 伏2.5&br;移動:立5 屈4.5 伏4|静止:立3.5 屈3 伏2.5&br;移動:立5 屈4.5 伏4|| |拡散連射増加数&br;(減少速度)|ADS|0 初弾拡散倍率1倍 &color(Green){(10.05/s)};|0 初弾拡散倍率1倍 (6.7/s)|| |~|腰だめ|1 初弾拡散倍率1倍 &color(Green){(10.05/s)};|1 初弾拡散倍率1倍 (6.7/s)|| |>|リロード時間(単発/クリップ)|1発:0.9s/2発:1.08s|1発:0.9s/2発:1.08s|| |>|持ち替え時間|0.9s|0.9s|| *特徴、アドバイス、補足 [#tips] DLC[[In the Name of the Tsar]]で実装されたボルトアクションライフル。 [[Russian 1895]]と殆ど同じ性能・・・つまりはコンパチ銃である。あちらには無いマークスマン仕様を使えるのが特徴。 基本的にはあちらと同じく高初速で高めのレートを持つ。但しリロード速度は落ちている。 マークスマンの解除条件である「ワイヤートラップ爆弾(HE)で15キル」は、数ある任務の中でも極めて達成困難な部類に入る。 1つしか設置できず80ダメージしか与えられないためただでさえキルをとるのが困難であったワイヤートラップHEだが、専門技能による爆発ダメージ軽減が実装されさらにキルを取り難くなった。 銃弾を撃ち込みセルフ起爆させると起爆させた銃でのキルになってしまうため、敵に踏ませることでしかキルを取ることができない。 加えてヘルスが70未満の敵に踏まれないと耐えられてしまうため、いくら設置場所を考慮してもただ踏ませるだけでは埒があかない。 そのため、解除を目的とするのであれば他の爆発物を誘爆させるようなプレイングが求められる。 【手段1】 路上などに設置されている地雷にワイヤートラップを併設する運用。 敵性の地雷であっても、その上にワイヤートラップを設置すると敵の車両通過に反応してトラップが起爆し、誘爆した地雷の爆発によりトラップでのキルをとることができる。 敵性の地雷を利用するため敵車両も警戒せずに地雷上を通過する可能性が高く、マルチキルも狙いやすい。 ワイヤーが伸びるぶん歩兵や馬も引っかかりやすくなるが、トラップ自体のスプラッシュ範囲は非常に狭いため、トラップの発見率を下げる為にも地雷の真上に設置してしまうのがよい。 地雷を発見した友軍に爆破処理されてしまったり、そもそも敵性地雷は敵車両があまり通行しない場所に設置されることが多く、運任せなところが強いのが難点。 配置にもよるが、友軍地雷でも同様の運用は可能と言えば可能である。 尤も、友軍地雷を利用するということはキルを横取りする行為に近い。 地雷を設置しているプレイヤーも任務遂行に苦労しながら地雷を置いている可能性が高いということは忘れないように。 【手段2】 自分で地雷を設置し、その上にトラップを重ねる運用。 地雷とワイヤートラップは、プレイヤーが死亡して他の兵科で出撃しても設置されているものはそのまま残り続ける。 これを利用して自ら地雷トラップを作成する運用方法であり、多少の手間はかかるもののキルの確実性が最も高い。 この手段に最も向いているのは恐らくアミアンのMAPだろう。CとDを挟む建物は出入り口が狭く、友軍の占領状態であれば簡単に地雷トラップを設置できる上、戦況の変化により敵の通行する確率も高い。 特に2階に繋がる階段部分は、薄暗くてトラップが発見されにくい、スポットフレアの感知範囲に入ることが少ない、フラグによる誘爆の可能性も低い、と非常に良い条件が整っている。 歩兵狙いであれば地雷は1個で十分なため、階段下、階段上、部屋の中と3箇所にわけて地雷を設置すると再出撃の回数を減らすことができる。 (上記は一例であり、自分がよく通る場所、敵がよく隠れる場所などを考慮して設置できるのであればどのMAPでも効果的) 壁際や物陰など目立たない場所に地雷を設置したら偵察兵で再出撃し、地雷の上にワイヤートラップを設置するだけである。 前述したようにワイヤートラップの加害範囲はかなり狭いため、地雷とトラップが離れすぎていると誘爆しない。 欲張ってマルチキルしようとせずに、1人ずつ確実に倒せる設置を心がけるのがコツ。 地雷を設置してから再出撃する関係上、戦績は大幅に低下する。ただしキルの成功率は他の手段に比べて圧倒的に高いため、解除の為だと割り切って集中して終わらせるのが吉。 【手段3】 芋の背後に接近して設置する運用。 恐らくは大抵のプレイヤーが真っ先に思いつく方法。能動的にキルを取りにいける唯一の手段だが、手間がかかる上に成功率もあまり高くないのが難点。 まずは芋を発見し、その背後まで誰にも気付かれずに接近した上で、ワイヤートラップを設置してから適度に弱らせて、トラップを踏ませる必要がある。 :マークスマン(Marksman)| #region(&color(Maroon){''解除条件''};) --DLC、[[In the Name of the Tsar]]を所持 --[[Gewehr 98(マークスマン)>Gewehr 98]]で50キル --[[ワイヤートラップ爆弾(HE)>ワイヤートラップ爆弾]]で15キル #endregion 中倍率スコープを装備したモデル。反射光が発生しないのが特徴。 スコープが光るのは嫌だけど、ズーム倍率は高い方がいいという人にオススメ。 :歩兵(Infantry)| #region(&color(Maroon){''解除条件''};) --DLC、[[In the Name of the Tsar]]を所持 --[[SMLE MKⅢ(歩兵)>SMLE MKⅢ]]で1ラウンドにヘッドショット3回 --[[Mars Automatic]]で20キル #endregion アイアンサイトモデル。中距離歩兵戦用。 反動・精度の減少速度が強化されており、速射に向いている。 倍率が低いため遠距離狙撃は難しい・・・&color(Silver){はずなのだが・・・}; #br ---- #include(パッチ注釈,notitle) #br ---- #br -&color(Maroon){''IRON SIGHTS''}; &attachref(./Mosin-Nagant.jpg,nolink,40%); *ゲーム内映像 [#image] //#htmlinsert(youtube,id=) *銃器紹介 [#introduction] //#htmlinsert(youtube,id=) 30口径1891型「モシン」ライフル(3-Line Rifle M1891、Vintovka Mosina)は1800年代末期にロシア帝国のモシン大佐とベルギーのレオン・ナガンによって開発され、1891年にロシア帝国軍に採用された7.62mmボルトアクション式小銃。開発者達の名前から通称「モシン・ナガン(Mosin-Nagant)」と呼ばれることが多い。7.62*54R弾を使用、装弾数は5発。装填は一発一発弾倉に入れていくか、5連のストリッパクリップを用いる。 #br 19世紀後半、露土戦争(ロシア帝国・オスマン帝国間)において、ウィンチェスタの連発式ライフルを使用してきた相手にロシア側は自身の装備の旧式化を悟ることとなった。 時代遅れになってしまった単発式のベルダンライフルを代替すべく、ロシアはより近代的なライフルを採用することにした。 代替期間の間、フランス等からも小銃を輸入したりしながら模索を開始した。 開発に対する条件は信頼性が高く装填が容易であることで、最終的にトライアルにはモシン大佐、ナガン、そしてジノヴィエフ大佐がそれぞれ開発した3つのプロトタイプが提出された。 それらを生産性・信頼性等から考慮した結果、モシン大佐の.300ライフルが採用となった。 それでもモシンモデルにも欠点がなかったわけではなく、装填不良を防ぐためのパーツを搭載するといったアィデアはナガンのプロトタイプからフィードバックされ改良されている。 アイデアやデザインにも協力しているものの、ナガンの影は比較的薄い。 #br モシンライフルはロシア軍の装備を更新するべく大規模な生産を開始したが、結局大部分の兵士がベルダンライフルを持ったまま日露戦争に突入してしまった。 続く第一次大戦では配備もそこそこ進み、改良型も生産を開始した。 余剰分は英米の部隊に回されたという記録もある。 この時北方戦線にて敵国ドイツ・ハンガリー帝国に大規模な数の本銃が鹵獲され、その後同盟国であるフィンランドに輸出されたりしている。 &color(Silver){後にこのフィンランドにわたったモシン小銃が伝説を作り出すとは誰も知る由はなかった。}; 第二次大戦では自動車化狙撃師団に属する歩兵の標準装備として完全に配備が完了し、旧スターリングラード攻防戦からベルリン陥落まで戦い抜いた。 また、この時赤軍内で狙撃銃のドクトリンが形成され、スコープを装備した本銃やSVT40を用いた狙撃でドイツ軍を混乱させた。 &color(Silver){アメリカの企業に生産を委託した挙句料金を踏み倒すなどの事件も起きているのだが。}; WW2後の1950年から60年代にかけドラグノフ半自動ライフルが完成、正式採用されたのでM1891は徐々にソヴィエト赤軍から退役していった。 その時点でのM1891はコピー含めて製造数は半端なものではなく、世界中の戦争・紛争で狙撃銃として使用された。 ソヴィエトも1970年代からアフガニスタン侵攻にて戦争状態に陥った際、抵抗勢力の本銃やSMLEによる狙撃に悩まされることとなった。 SVDは優れたライフルではあったが、アフガンの山岳地帯で頻発した遠距離戦に対抗するには精度に不安が残ったのである。 結局ソ連軍狙撃部隊は予備庫からM1891を引っ張り出し、SVDと共に使用し抵抗勢力に反撃した。 #br ボルトアクション式らしく構造は比較的単純で、ロシアクオリティとして堅牢で温度の変化にも強い。 機構的にはモーゼル小銃と類似しているが、ロッキングラグの角度やボルトの複合化等細かい点に相違がある。 #br この時代の一般的な小銃の仕様と共通してM1891銃剣などが装着可能。 後のカービン化に従って折り畳み式のスパイクバヨネットも制作されている。 また改良型であるM1891/30には精度の高い個体を狙撃銃として改良され、赤軍の狙撃手たちに配備されたモデルが存在する。 これらは従来のモシンライフルはM1903等とは違ってボルトハンドルが直線形状だったため、ハンドルを折り曲げてスコープを配置できるようにしたもの。 3.5倍率のPU・PEスコープなどを搭載して運用された。 *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,) |