コーデックス/カプロニCA.5 のバックアップの現在との差分(No.1)

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[添付]
DR.1:すべてを圧倒する3枚の翼

カプロニCA.5

複葉が良いなら、三葉はもっと良いに決まっている。「レッド・バロン」の名で知られるバロン・フォン・リヒトホーフェンやヴェルナー・フォスらの伝説のエースパイロットが操ったのも、三葉の機体であった。

カプロニはイタリアの最終攻勢ヴィットリオ・ヴェネトの戦いで使用された。イタリア人とアメリカ人が同じ機に乗るなど、乗員は混ざり合った状態で、オーストリア=ハンガリーの機体と交戦する際の会話など想像するだけでも興味深い。


1917年のこのドイツ機はずば抜けた運動性能を持つ一方、同年の連合国機に比べて、速度ではるかに劣っていた。またこの機体は翼の面積を小さくする設計により、操縦席からの視界を広く取ることができた。

カプロニはイタリア戦線での特殊任務で不可欠な役割を果たした。


空で滑るようにフラットターンを決めた

初期には、ヴェルナー・フォスのDR.1が、後方に迫る7機の連合国機の照準に捉えられながら、見事なフラットターンを披露した記録がある。文字通り、機体を一瞬真後ろに向けるような飛行で、フォスは追ってくる機体に攻撃することが可能になった。7対1の圧倒的に不利な状況で、フォスは7機すべてに銃弾を浴びせ、ドッグファイトにおける伝説を打ち立てた。

設計はカプロニCa.3をベースとしており、大幅な馬力の向上を含む多数の変更が加えられ、大型爆撃機として敵に恐れられた。1917年に初飛行し、1921年に引退した。複数の機銃を持ち、533kgの爆弾を積むことができた。


その時の連合国パイロットは次のように手紙に記している。「私は帽子を脱いでフォスに敬意を示した。彼こそは、私がこれまでに会った中で最も勇敢にして、最も優れた戦闘機乗りだ」。

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