コーデックス/帝国の生命線 のバックアップ差分(No.1)

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''1915~16年、スエズ運河''


大戦におけるイギリスにとってのスエズ運河の重要性は語るまでもありません。インド、オーストラリア、ニュージーランドからエジプトとヨーロッパへと向かう数百万の兵士と、ペルシャ湾岸から運ばれる石油資源が通過するこの運河は、イギリスにとって極めて重要な補給線でした。運河がオスマン帝国に奪われるようなことがあれば、イギリスの兵員移動と補給は著しく阻害され、結果として、東地中海全域がオスマン帝国の手に落ちる可能性がありました。 

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1915年の頭に、オスマン帝国はシナイ砂漠を越えて運河を攻撃します。不可能と考えられていた砂漠の横断を可能にしたのは、部隊に先行して砂漠に複数の井戸を掘ったドイツ人技師団の力でした。運河に到着したオスマン軍は残された物資の量から4日以内に運河の制圧を完了する必要がありました。

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その成功にはオスマン軍の砲撃部隊の活躍と、運河の守備部隊を引き付けるための、運河全域への陽動作戦が必要と考えられていました。オスマン帝国は大戦中スエズ運河への攻撃を何度か試みますが、成功することはありませんでした。イギリス軍の反撃により、オスマン軍はシナイ砂漠へと押し戻されました。



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