コーデックス/突破 のバックアップ(No.1)
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突破 1918年の春季攻勢で、ドイツ軍はエーヌ川を越えてソワソンに通じる重要な橋を手に入れた。そこには放棄され植生に覆われた古い塹壕群が残っており、1914年の戦いを偲ぶことができた。そして1918年7月に連合国軍の反転攻勢がソワソンに達すると、それらの塹壕が再び活用されることになった。この攻勢に連動してフランス軍、アメリカ軍は南のシャトー=ティエリを攻撃し、ドイツ軍の防衛線にくさびを打ち込んでドイツ軍を川向うに撤退させようと試みた。ドイツ軍機関銃陣地からの抵抗は激しく、アメリカ軍師団はその数を半分にまで減らしたが、その膨大な犠牲にも関わらず連合国軍の一致団結した奮闘によって戦いの趨勢は決せられた。同月28日、「レインボー師団」はウルク川を越えてセルジーの村を攻撃した。激しい砲撃により多数が犠牲となり、路地を舞台に壮絶な戦闘が繰り広げられた。アメリカ軍が勝利を確実にするまでに村は7度両陣営の手を行き来している。同様の乱戦は前線全体を通して発生し、ついにドイツ軍はエーヌ川対岸の堅固な陣地へと撤退を余儀なくされたのである。 コメント |
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