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コーデックス/1903 HAMMERLESS のバックアップ差分(No.1)
#attachref(./cz6pvVxwNM3Mi3w1478626810_1478626931.jpg,50%); |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|400|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''[[コーデックス]]''| ''1903 HAMMERLESS'' 1903 Pocket Hammerlessピストルは、20世紀初めにヨーロッパで極めて人気であったベルギー製ポケットピストルに対抗してアメリカで生み出された。 #br アメリカの初期のピストルとしては最も高い人気を誇り、最もコピーされたピストルとなった。アメリカのメーカーは、ベルギー製ピストルと同様の成功を収めるため、アメリカ人設計士に依頼し、.32口径の類似ピストルをアメリカで生産するライセンスを求めた。設計士は自身の1902モデル9mmピストルを.32口径に対応させて小型化し、次の年、初期にModel M、後に1903 Pocket Hammerlessと呼ばれるピストルのアメリカでの生産が開始された。 #br 大型のベルギーモデル同様、信頼性が高く、取り扱いに優れ、高い品質を誇っていた。グリップセーフティーを備えた初のピストルであり、Hammerless（ハンマーなし）の名ではあったが、スライドの下にハンマーが隠される構造で、ポケットからスムーズに取り出すことができた。 #br 第一次世界大戦中には2万4千丁を超える1903 Pocket Hammerlessがベルギー軍から発注され、200丁がアメリカ海軍、さらに数量は不明ながらイギリスからも発注されている。また第一次世界大戦中に多くの数がアメリカ兵により私物として購入され、いざという時の備えとしてトレンチコートのポケットに収められた。戦間期には、その扱いやすさからギャングの間でも好まれ、また、第二次世界大戦においては、パットン将軍が持ち歩いていたグリップに象牙をあしらったこのピストルが有名である。 *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,) |
