コーデックス/AUTO REVOLVER のバックアップ差分(No.1)

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''AUTO REVOLVER''
Auto Revolverは、自動ピストルの連射性と、イギリス軍制式リボルバーの.455口径弾の威力を合わせ持とうとする新機軸の設計であった。イギリス軍中佐のジョージ・ヴィンセント・フォスベリーが設計し、1896年に特許を取得した。当時のピストルの多くが小口径弾を使用していたのに対し、フォスベリーは、小口径は軍用には弱すぎると考えていた。従来のリボルバーでは、トリガーを引いて撃鉄を起こし、シリンダーを回転させる仕組みだったが、この方式ではトリガーが非常に重く、対するAuto Revolverは、反動により銃身とシリンダーが後退し、カムピンがシリンダー上の溝に噛むことで、シリンダーを回転させて、撃鉄を起こす仕組みだった。この設計により、高速な連射が可能になる上に、反動の一部を吸収することができたが、従来に比べ土などの汚れに弱くなる欠点もあった。
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Auto Revolverは1902年より生産が開始され、.455口径と.38口径の2種が存在したが、1924年までに生産された約5千丁のほとんどは.455口径、6連発シリンダーの物であった。軍のトライアルにも提出されたが、公式に採用を得ることはなかった。比較的大型で重い拳銃であったことが問題であったと考えられる。しかし、競技用としては一部で人気となり、軍士官が副装備として私物の拳銃を選ぶ段階になると、かなりの数のイギリス軍士官がAuto Revolverを選択した。
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第二次ボーア戦争でも使用されたほか、第一次世界大戦では機関銃の搭載が一般化する前の航空機パイロットの間で使用されることがあった。

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