連射速度の遅い、ストリップ給弾式の軽機関銃。離れた距離での使用に適している。
2016/11/15現在
用語については武器の性能表についてを参照してください。
ベネット-マルシェ。 初期実装武器の中では唯一マガジンでも弾帯でもない、保弾板を用いた装填を行う特徴的な見た目を持つ軽機関銃。どちらかといえば中距離向け。 性能としては中威力低反動低レート中弾速ととても撃ちやすいが、30発と少ない装弾数が欠点。その代わりリロード速度は速い。 比較的BAR M1918とよく似ているが、腰だめ、移動撃ち精度、レートと装弾数に違いがある。 あちらはレートが高くより近距離向けであるが、装弾数が20発である。10発分の継戦能力を考えると状況によってはこちらの方が近距離でも有利になることもあるため一概には言いにくい。 連射時の精度完全回復は8発目から。 射撃時に保弾板がしっかり動くため残弾ゲージを見なくても大体の残弾数が分かるのが本銃独自のちょっとしたメリットである。 2016/11/15アップデートで静止時ADS精度が更に向上、移動時ADS精度が悪化した。
正式名称オチキスM1909マシンガン(Hotchkiss M1909 machine gun) アメリカ出身の銃器設計者ベンジャミン・ホチキス創業のオチキス社で1901年に開発、1909年まで製造が行われた軽機関銃。 フランス軍ではオチキスM1909として8 mm Lebel弾仕様が採用され、イギリスでは.303 British仕様のホチキスMarkⅠがエンフィールド社でライセンス生産されて騎兵・戦車用に採用され、どちらも一部は二次大戦でも使われている。 アメリカ軍ではベネット=マルシェ機関小銃として.30-06 Springfield弾仕様が採用され、スプリングフィールド造兵廠やコルト社でライセンス生産された。今作に登場するのはこれである。 その他ベルギーやスペインやブラジルやオーストラリア等々様々な国で使われている。
オチキス社の伝統である保弾板を用いた装填を行う。ガスオペレーション方式で空冷式、最大射程は3800m、重さは12kg、軽機関銃の黎明期の製品としてはごく普通の性能。 しかし撃針と排莢機構が壊れやすく、アメリカでは日中銃(daylight gun)と呼ばれたりしていた。これは闇夜の中ではしょっちゅう壊れる部品を交換するのが難しく、また保段板の上下を間違えて装填し弾詰まりを起こすことが多発したため、日中にしかマトモに使えないという意味である。 ただこの壊れやすさの原因はどちらかと言えば兵士の使い方が悪いことによるものであったようで、アメリカ軍では兵士に追加訓練を施したところ十分問題なく使えるようになっていた。
1917年にフランス軍で採用されたオチキスMle1914重機関銃や、日本でも採用されたオチキスMle1897重機関銃とはほぼ別物。
ちなみに、よく「文房具のホッチキスはオチキス機関銃の機構を流用してベンジャミン・ホチキスが考案した」と言われることがあるが、実際にはほとんど関係が無い。 ホッチキスの一般名はステープラーであり、最初に日本で売られたものがE.H.ホチキス社の製品であったため日本でホッチキスと呼ばれるようになっただけである。 ただE.H.ホチキス社を創業したホチキス親子がベンジャミン・ホチキスの親戚であった可能性はある。なんと出身地が同じなのだ。
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