MONTE GRAPPA のバックアップソース(No.29)
#include(マップ項目,notitle)

&attachref(./MONTE GRAPPA.jpg,nolink);

*概要 [#about]

|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|400|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|[[マップ]]|
|読み|''モンテグラッパ''(イタリアにある山の名)|
//
||CENTER:100|BGCOLOR(Maroon):||CENTER:100|c
|>|&color(Maroon){''連合国''};|&color(White){VS};|>|&color(Maroon){''同盟国''};|
|&ref(勢力/italian.jpg,nolink,12%);&ref(勢力/イタリア王国マーク.png,nolink,15%);|''イタリア王国''|~|&ref(勢力/austro.jpg,nolink,12%);&ref(勢力/オーストリア・ハンガリー帝国マーク.png,nolink,15%);|''オーストリア=&br;ハンガリー帝国''|

ベネチアン・アルプスの誇る山々に囲まれて戦われる最終決戦のひとつ。
雲よりも高き山中で展開する山岳要塞の攻防戦は、鍛え上げられた兵士たちにとっても過酷極まる戦いとなった。要塞の巨大砲台群が、斜面の登はんを試みる敵兵たちの進攻を阻む。 
この激戦においてオーストリア=ハンガリー帝国は優位にあったが、イタリア軍にその版図の奪還を諦める意図はなかった。


#br
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#include(パッチ注釈,notitle)

-2016年12月13日パッチ
--攻撃側が特定のセクターの占領が困難だったためにマップを調整。
--トンネル天井の衝突検出の問題を修正。
*モチーフ解説 [#ua77f85c]
第一次世界大戦のイタリア戦線終結に繋がった[[ヴィットリオ・ヴェネト>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%88%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84]]の戦いがモチーフになっている。この戦いの1年前にイタリア軍は[[CAPORETTO]]でオーストリア・ハンガリー帝国に大敗し、敗走させられる事態となったが連合国の支援を受けつつイタリア王国軍は再建した。オペレーションのボイスでも出てくる「ディアズ将軍」は実在した将軍で彼は、周りがだんだん勢いを失いつつあるオーストリア・ハンガリー帝国をさっさと追撃するよう求めるがそれを断り、十分な兵力を確保し反攻作戦への準備を入念に整えた。

渡河作戦
10月23日、因縁のカポレットの前日にピアーヴェ川の渡河を開始したイタリア陸軍は、まずオーストリア・ハンガリー陸軍の予備戦力を誘き出す為の攻撃を仕掛けた。ボロイェヴィッチ将軍は結束を失い始めていた墺軍を励ましながら防衛線を維持すべく尽力した。川の氾濫などに助けられた事もあって墺軍は初日と翌日の攻撃を耐え抜き、その敢闘にはディアズ将軍も感嘆の念を残している[7]。だが3日目となる10月25日に伊第10軍は渡河の重要拠点であるパパドポリ島を増水する川を乗り越えて奪取し、同地を起点にして攻勢5日目に対岸に上陸地点を確保した[8]。
同じ頃、フランス陸軍イタリア派遣軍団(フランス語版)司令官ジャン・セザール・グラジャーニ(フランス語版)中将率いる伊第12軍(仏陸軍との合同部隊)も別の箇所から渡河に成功し、右側面の伊第8軍が戦線の穴を押し広げた。伊第10軍は伊第12軍及び伊第8軍に援軍を派遣して牽制させつつ、墺第5軍に猛攻を加えて敗走に追い込んだ。10月27日に伊第10軍が防衛線を突破すると徐々に他の墺軍部隊も撃退され、伊第4軍、伊第8軍、伊第12軍も次々と前線を突破していった。ボロイェヴィッチ将軍は全軍に反撃を命じたが、戦意を失ったオーストリア兵は命令を拒否した[9]。10月28日、伊第10軍はピアーヴェ川対岸に確固たる橋頭堡を築き上げた。
ボロイェヴィッチ将軍はピアーヴェ川の防衛が最早不可能であると判断し、タリアメント川に向けて全軍退却を命令した。
戦線崩壊
10月28日、伊軍渡河と墺軍の総退却と同じ日にハプスブルク体制に反旗を翻していた民族の一つであるチェコ人勢力は臨時政府樹立を宣言した。10月29日には南スラブ人勢力がこれに続き、帝国本土は内乱状態に陥りつつあった。10月30日、墺軍の混乱を尻目に伊軍は第10軍を中心に戦線を拡大させ、4個軍が前線を大きく突破して24km後方にまで突出した。初期目標であるヴィットリオ・ヴェネトを含め、幅54kmにも及ぶ戦線が対岸に構築された。これによりピアーヴェ川のオーストリア・ハンガリー軍の防衛線は南北に分断され[10]、6日間に亘った戦闘でイタリア側は当初の目標を達成した。対照的にオーストリア・ハンガリー側は前線での苦戦もあり、帝国内の民族紛争は一層に加熱していった。
10月31日、ヴィットリオ・ヴェネト陥落の翌日には遂にハンガリー人(マジャル人)勢力が独立運動に加わり、オーストリア・ハンガリー帝国の解散を求めてブダペスト暴動が発生した(アスター革命)。タリアメント川に敗走していたオーストリア軍内ではハンガリー系兵士とオーストリア=ドイツ系兵士との対立が先鋭化し、少数派であるチェコ系兵士やスラブ系兵士の脱走も相次いだ。ディアツ将軍は敵軍が士気崩壊に陥っている状態を見逃さず、直ちに全軍へ追撃命令を下した。最初の追撃で5万名のオーストリア兵がイタリア軍に降伏[11]、捕虜はイタリア第11軍がタリアメント川近辺に到達した11月1日までに10万名にまで増えた[12]。11月1日からはイタリア海軍も攻勢に加わって戦線後方のトリエステを占領し、オーストリア軍後方を脅かした。
11月3日、イタリア陸軍はタリアメント川に到達、次の目標たるイソンヅォ川へ向かおうとしていた。

11月3日、戦線崩壊に陥ったオーストリア軍司令部はタリアメント川渡河を準備するイタリア軍司令部に白旗を掲げて休戦を求めた。長きにわたるイタリア王国とオーストリア・ハンガリー帝国の戦いに決着がついた瞬間であった。


*マップ [#Map]
#region(&color(Maroon){''マップ''};(クリックで展開))
|CENTER:|c
|コンクエスト|h
|&attachref(./MONTE GRAPPA コンクエ64 ハンガリー帝国側.jpg,24.7%,ハンガリー帝国側);&br;[[コンクエスト]] ''ハンガリー帝国側''|

|CENTER:|c
|ウォー・ピジョン|h
|&attachref(./MONTE GRAPPA ウォー・ピジョン.jpg,20%);&br;[[ウォー・ピジョン]]|


#endregion
*考察[#Study]
**コンクエスト [#n15f8a53]
イタリアで最も美しい登坂を持つとされ、二度の世界大戦の舞台となったグラッパ山(MONTE GRAPPA)をモチーフとするマップ。峠の片側が戦闘エリアとなっている。
各航空機、坂上で動きやすい[[軽戦車]]、航空機アンチの[[対空トラック>自走砲トラック]]が輝く傾向にあり、[[戦車]]・[[装甲自走砲トラック>自走砲トラック]]の活躍は限定的。[[重戦車]]は坂下の大きな防衛戦力となる。
#br
戦闘エリアを区分するなら、進撃ルートに即した坂下のA・C・E拠点と坂上のB・D拠点に分ける2エリア区分。
もしくは接敵機会に即した、比較的安全なオーストリア側に近いA拠点・イタリア側に近いE拠点、中間の激戦区B・D・C拠点に分けた区分が考えられる。
自軍本拠地に近いAもしくはE拠点+坂上の自エリア側BもしくはD拠点+C拠点の早期確保・維持が基本的な戦略となる。
以下各拠点について詳細に述べる。
:A拠点・E拠点|
坂下の平坦部、それぞれ互いの本拠地に最も近い拠点。
敵本拠地から最も遠いため比較的安全な拠点であるが、ほとんど平坦部であり、建造物も非力な民家しか存在しないため守りにくく、裏取りの目標となり易い。
A拠点は左手に下り坂が広がっており、障害物もあるため敵が潜みやすく、敵をいくら倒してもどこからともなく湧いてくる現象が発生しやすい。
その代わりにA-C間の距離が若干長く、また障害物が比較的少なめとなっており、A拠点手前で敵を止めるのは容易。
一方E拠点はエリア内に塹壕が存在し、下り坂は自拠点側。土嚢も多く積まれているため比較的守りやすいが、C-E間に障害物が多く、進撃を止められない可能性が高い。

:C拠点|
坂下中央。地下壕内の拠点。
互いの拠点から等距離にあり、最初の接敵が発生する。攻めにくく、守りやすい。
地下壕への進入ルートはトンネルとBD拠点反対側の入り口だが、ビークルはトンネルしか通れず、また重戦車がギリギリ通れるくらいの幅しかない。
そのため不用意に侵入すると対戦車手榴弾の雨を浴びることになる。&color(Silver){(火炎放射重戦車などで突入し、自殺覚悟で地下壕内歩兵を一掃するのも有効な手ではある)};
よって制圧には歩兵力がものをいうが、一度膠着するとほぼ打開できないため、A・E拠点への裏取りを試みるが吉。敵がC拠点上から狙ってくることがよくあるので注意。
防衛に関してはむしろビークル、特に重戦車がものを言うようになる。トンネル内に居座り、味方援護兵の修理を受けながらトンネルに蓋をする形で防衛すればそうそう落とされることはない。
また歩兵の場合、銃火器だけでなく[[ダイナマイト]]・[[リムペット爆弾]]・[[グレネード>兵科共通/グレネード]]といった爆発物が有効になる。書き忘れたがリムペット爆弾は攻撃の際にも有効。
戦闘も中盤となるとC付近の戦車が多く通る道が穴だらけになりよく地雷が埋没してある、注意

:B・D拠点|
&color(Red){最重要拠点};
坂上の2拠点。非常に攻めにくく、非常に守りやすい。航空機が一機ずつ湧く
本拠地-B、B-D、D-本拠地の全てのルートが細い小道か敵に身を晒す丘となっており、防御を固められると非常に進撃しにくい。
またそれだけでなく2拠点共に地下壕が備わっており、進入ルートは二つの狭い階段のみ。互いにグレネードなどの爆発物を投げ合う泥仕合となり易い。
うまく爆発物がヒットし、防衛戦力を減らしたタイミングで一気に突入するという時機を見定める能力が必要となる。
またここで怖くなるのが航空機。地下壕の外をウロチョロしているとダート爆弾などの格好の標的となる。近くに対空砲が備えられているので有効に使おう。
防衛側は地下壕内に篭もっている限りまず大丈夫だが、人数が増えすぎて他の拠点がおろそかになるのは避けたい。
&br;また2拠点とも[[警戒兵キット>警戒兵]](Bがペロペローサ、DがLMG)が存在し、また[[要塞砲]]が備え付けられている。
警戒兵はその高耐久を活かしてB・D防衛・B・D攻撃両方の起爆剤になりえるポテンシャルを持つ。
要塞砲は攻撃可能距離が短く陣地内での戦闘ぐらいでしか使えないが、拠点防衛の要と言える程の火力を持っている。
&ref(要塞砲/BからE小屋へ砲撃.jpg,30%);
拠点Bの要塞砲→E拠点小屋への砲撃例(Eの固定対空砲には届きません)

:戦略:坂上-坂下|
特にC-B、C-Dで行うであろう坂上から坂下への進撃、もしくは坂下から坂上への進撃は目立つため狙われやすく、裏取り以上に奇襲の意味が強い。
あえて敢行するなら人海戦術を使うか、[[スモークグレネード]]で身を隠して行えば成功率が高まる。

:塹壕攻略 B|
ハンガリー側が初手航空機を乗り捨てBに篭り塹壕内に出現する警戒兵キット([[Villar Perosa]])をとられると目も当てられないことになるため注意のこと
目だし口を狙ってロケット砲、および障害物を貫通するガスグレネード、焼夷グレネード、銃剣で処理するといいだろう

:塹壕攻略D|
B拠点に対してD拠点は若干脆くなっている。ガスと焼夷手榴弾で追い詰めるといいだろう、警戒兵キットが要塞外に出現するため有効に使いたい。
但しDの警戒兵キットの装備は[[MG 08/15]]となっているため爆発力は乏しい。

:戦略:巨大兵器|
本マップには[[エアシップL30]]が登場するが、航空機も多数登場し、対空砲も多数配置されているため寿命は短い。
エアシップがB.Dに落ちるように破壊しされれば要塞内にいる兵士も(敵味方関係なく)KIAで全滅させられる。
**オペレーション [#n192c9bc]
&size(20){&color(Red){''加筆求む''};};
||CENTER:100|BGCOLOR(Maroon):||CENTER:100|c
|>|&color(Maroon){''攻撃側''};|&color(White){→};|>|&color(Maroon){''防衛側''};|
|&ref(勢力/italian.jpg,nolink,12%);&ref(勢力/イタリア王国マーク.png,nolink,15%);|''イタリア王国''|~|&ref(勢力/austro.jpg,nolink,12%);&ref(勢力/オーストリア・ハンガリー帝国マーク.png,nolink,15%);|''オーストリア=&br;ハンガリー帝国''|

モチーフ解説の様に、イタリア王国がオーストリア=ハンガリー帝国との戦いに決着をつけるべく戦う。オーストリア=ハンガリー帝国の陣地は6つあり、イタリア王国の第二・第三大隊の増援はコンクエスト同様エアシップである。
:第一陣地|
''攻撃側:戦車?台 航空機?機   防衛側:戦車?台 航空機?機''
キャンペーンの[[サヴォイアに栄光あれ!]]でも目標になったサンロッコ協会を押さえる。この時ほぼ例外なくオーストリア=ハンガリー帝国に対地[[攻撃機]]か[[重爆撃機]]が湧いてイタリア王国軍を片っ端から潰されると言うのがテンプレなのでイタリア王国は必ず[[戦闘機]]を出す様にしよう。そして戦車も一台使えるがこちらは[[重戦車]](特に突撃)がオススメである。乗員数にモノを言わせて大人数で突貫すればほぼ確実に陥落する。そしてイタリアHQに[[火炎放射器兵]]が出現する。第一 第二では使いにくいと思うが、第三以降で大きな可能性を秘めているので絶対に温存しておきたい。

:第二陣地|
''攻撃側:戦車?台 航空機?機   防衛側:戦車?台 航空機?機''
こちらはコンクエストのイタリア王国本拠地あたり(B)とそれよりも少し低いところ(A)を抑える。Aに関してはそこまで難しくないのだが問題はBだ。ここに関しては家屋が一軒あるがほとんど飾り物レベルである。何故ならこの時オーストリア=ハンガリー帝国はコンクエストB拠点の要塞砲を使うことができるからだ。そして遮蔽物は少ないため、狙撃手にやられるって言う事が多い。スモークをたきまくって詰めよう。
:第三陣地|
''攻撃側:戦車?台 航空機?機   防衛側:戦車?台 航空機?機''
コンクエストB拠点(B)とC拠点(A)を押さえる。A拠点はトンネル内にバカ正直に突っ込むのではなく、回って後ろから襲ったり、細道から入るなど頭を使おう。次の第四陣地と違いBのバンカー内は拠点範囲外。ただし[[重爆撃機]]に注意!
:第四陣地|
''攻撃側:戦車?台 航空機?機   防衛側:戦車?台 航空機?機''
おそらくこのマップで一番難しい陣地だろう。コンクエストE拠点(A)とD拠点(B)とそれよりも少し奥(C)を押さえる。AとCは狙撃の危険性はあるが後述の理由で結構簡単に取れるが問題はBである。コンクエストでもそうだがこの砲塔バンカーは出入り口が2箇所しかなく、その上地上からの爆発物を十分に避けられるスペースがある。なのでそこで爆発物による雪合戦になり兵員が有限なイタリア王国側がジリ貧になると言うのがテンプレ。ここの攻略法としてはイタリア王国側の出入り口からではなく、オーストリア=ハンガリー帝国側の入り口から侵入しバンカー内に立て篭もるオーストリア=ハンガリー帝国兵士を一気に殺害すると言うのが一番だろうか。確かにこの方法はうまく刺されば一気に陥落させる事ができるが失敗するとオーストリア=ハンガリー帝国兵士にこの策への警戒心を持たれてしまいやがてこの方法が効かなくなってしまう。タイミングを見計らい一気に堕としてしまおう。それかもうBはほっといてA、Cを押さえてBに立て篭もる奴らをスコア、K/D的に兵糧攻めにすると言う手がある。この方法は防衛に高ランクが多い時に有効。
:第五陣地|
''攻撃側:戦車?台 航空機?機   防衛側:戦車?台 航空機?機''
ここからはコンクエスト(イタリア王国側)では行けないエリア。バンカー(A)と非常に開けた橋(B)を押さえる。Aはバンカー内も拠点範囲だが外も広いエリアが範囲な上、バンカー内に戦車砲を打ち込むことが容易なので少し頭を使えば落とせない事はない。そしてB拠点だがこれに関しては帝国HQからLMGやSRを撃ち込まれやすい。戦車が盾になってくれるとありがたい。
:第六陣地|
''攻撃側:戦車?台 航空機?機   防衛側:戦車?台 航空機?機''
帝国最後の陣地で要塞内部ほぼ全てが拠点範囲。[[サヴォイアに栄光あれ!]]のように地下鉄を通って地下から要塞に入ることが可能だが一本道のため防衛線を張られるとキツい。幸いにも要塞内は上は開いているので[[重爆撃機]]で軍隊一掃したり空挺降下する事も出来る。あと要塞内に[[軽戦車]]も入れたりする。ここに関してはどれだけ突っ込む事ができるかが重要である。32人中25人ぐらい[[突撃兵]]でも良いほどだ。
*コメント [#comment]
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