Modello 1915 のバックアップの現在との差分(No.5)
8発入り脱着式マガジンを使い、シンプルさを重視した設計のM1915は第一次世界大戦に参加するイタリア軍で採用された。
用語については武器の性能表についてを参照してください。 特徴、アドバイス、補足低威力高レート。横反動の強さと最低威力の低さにより、これだけで遠くの敵を仕留めるのは無謀。遠距離性能に不満を感じたらC93を使うと良い。 突撃兵の1903 Hammerless、看護兵のTaschenpistole M1914、援護兵のModello 1915、偵察兵のFrommer Stopはほぼ同じ性能の軽量ピストルと呼べる存在であり、装填数とリロード時間と持ち替え時間がわずかに異なるくらいしか違いは無い。 本銃はその中でも特に優秀な点が存在しない立場にあり、むしろリロードが最も遅いという欠点が目立つ。 一応軽量ピストルの中では腰だめ精度は塹壕モデル並の高さであるが、さほど恩恵を感じられない。 文章をここへ
ゲーム内映像銃器紹介ベレッタM1915。アメリカ軍で制式採用されたベレッタM92で有名なあのベレッタ社が初めて開発した自動拳銃。 そもそも自動拳銃など作ったことのないベレッタ社によって急遽製作されたものであり、 その都合上FNブローニングM1900を全面的に参考にしたため内部構造には特に目立った特徴は無い。 その代わり特徴的なのは外観である。 スライド上面の前部1/3が大きく開かれてバレルが露出しているという、後のベレッタ社製拳銃の共通デザインを既に備えているのである。 しかしこのデザイン、一体どういう目的があったのかはさっぱり不明であり、むしろ強度不足になるのでは?とさえ言われている。 何故ベレッタ社が自動拳銃を作ることになったかというと、 イタリア軍では元々イタリアの銃器メーカー、グリセンティ社が製造するグリセンティ・オートマチックを制式採用していたのだが、 このグリセンティ・オートマチックは構造が複雑な上、威力の大きな弾薬を使えないという問題を抱えており非常に評判が悪かっただけでなく、 一次大戦勃発後には生産が間に合わなくなってしまうというどうしようもない状況に陥っていた。 そこで頭を抱えたイタリア政府が白羽の矢を立てたのがもう一つのイタリア銃器メーカー、ベレッタ社である。 といってもベレッタ社はこれまで別に拳銃を作ったことがあるわけではなかったため、当初スペインからビクトリア・セミオートマチックという自動拳銃を輸入して対応しようとした。 しかし蓋を開けてみるとこのビクトリア・セミオートマチック、グリセンティ・オートマチックよりも更に出来が悪かったのである。 結局、仕方がないのでベレッタ社が自ら自動拳銃を開発することになった。 こうして本銃が開発され、それなりに出来が良かったのでそれなりに成功、味を占めたベレッタ社はその後一大自動拳銃メーカーとして躍進する。 本銃の使用弾薬はグリセンティ・オートマチックの弾薬を流用するために9mmグリセンティ弾という弱装弾なのだが、 どういうわけか今作に登場するのはデータ上.32 ACP弾である。 どうやら派生モデルにも.32 ACP弾を使用するものはないみたいなのだが、流石に実銃通りでは威力がなさ過ぎるという判断でこうなっているのだろうか。 コメント |
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示