Parabellum MG14/17 のバックアップソース(No.18)
//&attachref(./.png,nolink,80%);
MG08を軽量再設計した物で連射速度が増している。MG14とその派生モデルは、ドイツ帝国陸軍航空隊の航空機でよく使用された。

|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):分類|''[[援護兵]] / ライトマシンガン''|
|製造国|&ref(画像置場/ドイツ帝国.png,nolink); ドイツ帝国|
|設計 / 製造|Karl Heinemann|
|使用弾薬|7.92×57mm Mauser|
|銃剣突撃|不可|

|BGCOLOR(#555):COLOR(White):141|BGCOLOR(#555):COLOR(White):50|>|>|240|c
|>|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):プリセット|BGCOLOR(#aaa):''軽量''|BGCOLOR(#aaa):''制圧''|BGCOLOR(#aaa):|
|>|解除条件|[[説明文参照>Parabellum MG14/17#tips]]|[[説明文参照>Parabellum MG14/17#tips]]||
|>|装弾数|100/100(OH:35)|100/100(OH:35)||
|>|射撃モード|&ref(画像置場/mode3.png,nolink);|&ref(画像置場/mode3.png,nolink);||
|>|ダメージ(最大-最小)|23-17.5|23-17.5||
|>|ダメージ&br;(減衰開始-減衰終了距離)|11-42.49|11-42.49||
|>|ダメージ(イメージ)|BGCOLOR(#222):&attachref(軽量ダメージドロップ.png,nolink,60%);|BGCOLOR(#222):&attachref(制圧ダメージドロップ.png,nolink,60%);||
|>|連射速度|700rpm|700rpm||
|>|弾速|870m/s|870m/s||
|>|重力落下|12m/s2|12m/s2||
|>|反動|左0.8/上0.38/右0.8&br;初弾反動倍率1.8倍&br;&color(Green){(減少速度10.002/s)};|左0.8/上0.38/右0.8&br;初弾反動倍率1.8倍/(減少速度6/s)||
|拡散|ADS|静止:0.18/移動:1.02|静止:0.18/移動:1.02||
|~|腰だめ|静止:立3 屈2.75 伏2.5&br;移動:立3.75 屈3.5 伏3.25|静止:立3 屈2.75 伏2.5&br;移動:立3.75 屈3.5 伏3.25||
|最大拡散値|ADS|静止:1.5/移動:2|静止:1.5/移動:2||
|~|腰だめ|静止:立5.25 屈4.75 伏4.25&br;移動:立5.75 屈5.25 伏4.75|静止:立5.25 屈4.75 伏4.25&br;移動:立5.75 屈5.25 伏4.75||
|拡散連射増加数&br;(減少速度)|ADS|&color(Green){-0.099 初弾拡散倍率-6倍 (7.65/s)};|-0.085 初弾拡散倍率-7倍 (2.55/s)||
|~|腰だめ|&color(Green){-0.21 初弾拡散倍率-6倍 (16.2/s)};|-0.18 初弾拡散倍率-7倍 (5.4/s)||
|>|リロード時間(空時)|6s(6s)|6s(6s)||
|>|持ち替え時間|1.3s|1.3s||
//&size(10){現在};
#include(銃器補足事項,notitle)

*特徴、アドバイス、補足 [#tips]
DLC[[In the Name of the Tsar]]で実装された近~中近距離向け軽機関銃。
射撃レートは700RPMと、[[BAR M1918]]を大きく上回り軽機関銃最高値。1発の威力も低くはなく、あらゆる距離において軽機関銃トップクラスのTTKを誇る。12m未満は[[Chauchat]]がトップだが、ほんのわずかしか差はない。
装弾数も優秀で、[[MG15 n.A.]]に並ぶ100発となっている。ただしMG15と同じ感覚で制圧射撃をしているとみるみる残弾が減っていくので注意が必要。
#br
高い射撃レートに加えてこの銃にはもう1つ大きな特徴がある。癖の強い反動である。TTKについて触れたが、あれは性能通りに連射して「全弾命中すれば」の話だ。
本銃は縦反動こそ標準的だが横反動が凄まじく、ただでさえ大きいMG15の2倍以上である。バイポッドを装備しているが、展開してもなお無視できない反動が生じる。((余談だが横反動に関しては突撃兵の[[Automatico M1918]]よりも劣悪。))
また、本作はサブマシンガンと軽機関銃の横反動を右か左に統一できるのだが、なぜかこの銃はそのカスタマイズを施しても両方の横反動が発生する。((反動の傾向が多少なりとも変わっていたら仕様と割り切ることもできたが、どうも全く変化していないようであるため不具合の可能性も考えられる))
射撃レートの高さも災いしてリコイルコントロールは至難を極める。ただでさえ狙いをつけづらいのに制圧効果など受けようものなら簡単に機能停止してしまう。
その上、MG15と並んで軽機関銃中最悪の腰だめ精度と移動時ADS精度が運用難度を高めている。バイポッド前提の立ち回りに徹するか、さもなくば敵の懐に飛び込み連射速度に物を言わせてキルをもぎとるしかない。単独でのキルを捨てて味方の援護に回るとしても、やはりバイポッドなしでは厳しいものがある。
静止時ADS精度は悪くないが、特別意識する必要もないだろう。ただ立ち止まっても結局は反動に悩まされ、バイポッド使用時は必然的に静止しているのだから。
また軽機関銃中最長のリロード時間も気になるところ。本銃は射撃回数によってリロードモーションが変化する特殊な仕様になっており、23発以内もしくは100発撃ちきった場合は比較的早く済む。24発以上撃ってからリロードする際には弾薬ベルトを巻き取る動作が発生し、49発以上で2回、74~99発で3回と、その動作が増えていく。
#br
オーバーヒートは35発。弾数自体は標準的だが、注意していないと射撃レートの高さ故にあっさりオーバーヒートする。射撃音の変化や、熱気による視界の歪みに気を配ろう。
#br
ライバルはMG15及びBAR。近距離性能に関しては両者より優れており、特にMG15を大きく突き離している。
MG15とはダメージモデルが一致しており、精度もほぼ同じ。MG15は本銃から近距離性能を取り上げる代わりに弾幕張りに特化し、交戦距離を伸ばしたような武器。
あちらは射撃レートとの兼ね合いでオーバーヒート管理に余裕があり、制圧モデルであれば装弾数は破格の200発になる。
BARの望遠モデルは本銃と比較すると交戦距離が著しく伸びており、近距離性能も高い水準に保っている。リロードは速いものの装弾数が20発しかなく、本銃とは違った意味で立ち回りが難しい武器である。
望遠モデル以外のBARはバイポッドを使用できないが近~中距離戦において別格の安定感を誇る。
突っ込み気味の立ち回りが得意で、マガジン容量が多い武器が好きという人には本銃がおすすめだ。

:軽量|
バイポッドを装備した基本モデル。連射時の精度完全回復は7発目。
積極的に前線に出て戦うならスコープを装備していないこのモデル。軽量モデルの共通仕様と高レートが相まって、極めて短い時間で最高精度に到達する。
ただし総合的な集弾の悪さと敵の制圧射撃には要注意。援護兵らしく味方と歩調を合わせた立ち回りが肝要である。
ちなみに、バイポッドを用いる際は単発撃ちも選択肢になる。人力での制御が困難な反動を打ち消し、わずかながら交戦距離を伸ばすことができる。もっとも、この銃は射撃モードの切り替えに対応していないため指切りしなければならず、これはこれで難しかったりする。

アイアンサイトを対空サイトに変更可能。
#region(&color(Maroon){''解除条件''};)
--DLC、[[In the Name of the Tsar]]を所持
--[[LMG>援護兵]]で航空機を2機撃墜
--[[迫撃砲(空中炸裂)>迫撃砲]]で20キル
#endregion


:制圧|
バイポッドに加え制圧仕様のスコープを装備したモデル。連射時の精度完全回復は8発目。
制圧モデルであるにも関わらず装弾数・携帯弾数に変化がない。[[他の軽機関銃の>Lewis Gun]][[制圧モデル>MG15 n.A.]]と違って、カスタマイズ画面で表示される銃の説明に拡張マガジンの記述がないため意図的なものと推測できる。
スコープ装備のため軽量モデルよりも視界がすっきりするが、ズーム倍率が上がれば視界の揺れは大きくなる。ひとたび射撃を始めると強烈な横反動により画面が揺さぶられ、最早バイポッドを展開せずに敵を撃つのは不可能に近い。
性能面で軽量モデルに勝っている部分はない。サイトの好みで使い分けよう。細かいことを言うと、射撃中断時の反動減少速度および拡散減少速度が悪化している。とはいえバイポッドと単発撃ちの合わせ技の使い勝手が悪くなるだけの話である。他には精度完全回復にかかる弾数が増えているが、発射レートが高いため誤差の範疇だろう。
#region(&color(Maroon){''解除条件''};)
--DLC、[[In the Name of the Tsar]]を所持
--[[Lewis Gun(軽量)>Lewis Gun]]で40キル
--[[リペアツール]]でビークルを50回修理
#endregion

#br
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#include(パッチ注釈,notitle)


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-&color(Maroon){''IRON SIGHTS''};
&attachref(./MG14_17.jpg,nolink,40%);
*ゲーム内映像 [#image]
//#htmlinsert(youtube,id=)

*銃器紹介 [#introduction]
&attachref(./PMG14real.jpg,nolink,100%);
パラベラムMG14/17機関銃(Parabellum MG14/17)。
拳銃設計の大家ゲオルク・ルガーを擁し、9x19mmパラベラム弾を生み出したドイツ武器弾薬製造社(DWM)において1911年に開発され、1914年にドイツ軍で採用された。
1917年にはいくつかの小改良を行い、それ以降生産された後期モデルが今作に登場するMG14/17である。
#br
本銃は[[MG08重機関銃>MG 08/15]]を航空機銃・飛行船機銃用に改設計したものである。
というのは当時航空機銃として用いるに可動式銃座に装備する必要があったのだが、それにはMG08では重すぎた。
また航空機銃には高い弾幕展開能力が求められるのだが。MG08の発射レートは最大600RPM。不満のある性能だったのである。
そのためMG14の設計では、MG08で用いられていたトグルアクション機構を上下逆向きにしたり、バレル冷却を水冷式から空冷式にしたり、弾薬ベルトを細くして軽量ドラムマガジンに収めるなどなど様々な変更により軽量化、高レート化を図った。
そしてMG14という軽量かつ高レート(700RPM)の航空機銃が完成したのである。
#br
本銃の評価は上々。軽量故に可動式銃座での機動性が良く、弾幕展開能力も申し分ない。というわけで偵察機・飛行船用航空機銃として大いに用いられた。
また本銃はドイツにおける初期のプロペラ同調装置開発にも一役買っており、初のプロペラ同調機搭載戦闘機フォッカー・アインデッカー(Fokker Eindecker)の試作機は本銃を装備していた。
#br
一方MG08自体の航空機銃化も行われており、その際本銃の設計が戦闘機機銃用のMG08、即ちIMG08/15、LMG08/15にフィードバックされている。
#br
この様に本来は航空機機銃として設計された本銃だったが地上戦の激化に伴い、軽機関銃の有効性が叫ばれてくると本銃もそれに応えるべく地上戦用に調整を施された上で次々と最前線へ送り出され、その高い連射力を遺憾無く発揮した。

*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,20,)

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