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''第一次世界大戦のアフリカ系アメリカ人部隊''

1917年、21歳から31歳までの全男性に対する選抜徴兵法がアメリカ合衆国議会を通過し、アメリカ軍へのアフリカ系アメリカ人の受け入れが開始された。これに多くの希望者が殺到し、アメリカがドイツに宣戦布告してからわずか1週間で求められていた兵枠が完全に埋まるほどであった。しかし、軍隊内での人種差別や人種隔離がなくなったわけではなかった。アフリカ系アメリカ人は海兵隊に入隊できず、海軍で高い地位に就くこともできなかった。とはいえ、建前上はそれ以外のすべての軍務・階級がアフリカ系アメリカ人にも開かれていた。

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1917年において、アフリカ系アメリカ人が所属する常設の戦闘師団は第92、第93師団の2師団のみであった。両師団はすぐに西部戦線に送られ、フランス軍と共同してムーズ=アルゴンヌ攻勢と第二次マルヌ会戦で戦った。彼らはドイツ軍の激しい攻撃を幾度となく耐えぬき、戦闘報告には「ハーレム・ヘルファイター連隊」こと第369連隊の名が頻繁に挙がっている。ヘンリー・リンカーン・ジョンソン、ジェームス・リーズ・ヨーロッパ、ニードハム・ロバーツなどは時の人としてもてはやされた。隊の標語「God damn, let's go」(怯むな、進め)にふさわしく、前線で約200日にわたり戦い続けた彼らには、アメリカ軍部隊として初のフランス戦功十字章(Croix de Guerre)が授けられた。隊はフランス軍第161師団に編入され、フランス軍の火器や装備を使用しており、アドリアンヘルメットの特徴的な見た目は彼らのシンボルの一つとなっていた。

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第369連隊の記録には、彼らがライン川を渡ってドイツ国内に足を踏み入れた初の連合国部隊であると記されている。


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