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''ヨーロッパの屋根での戦い:アルプスでの戦闘''


イタリアとオーストリア=ハンガリーの間で戦われた山岳戦闘は、アルプス山脈とドロミテ山脈の極めて高い高度を舞台に行われ、前線の80%が岩だらけの山の斜面や最大12mもの雪に覆われた険しい峡谷で占められていた。細い山道を使ってラバが弾薬や物資を運び、野砲や榴弾砲は切り立った峡谷の下から、クレーンやロープを使って引き上げられた。海抜2千mを越える戦場に補給を行うため、両軍ともに道やケーブルカー、物資貯蔵所などを建設し合った。兵舎や防衛施設は、兵士の寝起きする場というだけでなく、極寒の気温と凍り付くような風から身を守るための場でもあった。

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防衛側に有利な地形であり、攻撃側の数が圧倒的であっても、相手は険しい道を素早く進むことができず、陣地を守り通すことが可能だった。高所から狙撃手がゆっくりと進む敵を狙い、隠された拠点から山砲が火を噴いた。銃撃や砲撃によって生み出された岩の鋭い破片や瓦礫などが、兵士の頭部に恐ろしい傷を負わせ、防衛部隊は雪崩や山崩れを起こして、前進を目論む敵を押し流すことができた。

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両陣営はすぐに特化された山岳兵の投入を開始した。イタリアのアルピーニとオーストリアのゲビルクスイェーガー(山岳猟兵)は、氷河の厳しい環境に耐え、山岳地帯を舞台に戦うため、スキーと登山装備、防水・防寒服を身につけていた。



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