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''対空ロケットガン''
Apocalypse
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塹壕戦によってMK llなどの歩兵砲が活躍の場を失うと、同砲を空対空兵器に転用する案が登場し、飛行船や観測気球はもちろん、列車や弾薬庫や戦車などの地上標的への攻撃に効力を持つものとされた。この動きに最も熱心に取り組んだのが、英国本土を爆撃するドイツ軍飛行船への対抗手段を求めていたイギリス軍航空隊であった。しかし、夜間戦闘機に搭載して行われた試験運用の結果は芳しくなく、歩兵砲を空対空兵器として使用する案への関心は次第に薄れていった。さらに、競合する新技術として機銃用焼夷弾が登場したことで、空対空ロケットガンの技術開発は無用と化したのである。
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