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''第一次世界大戦の戦艦''

第一次世界大戦に先立つ海における軍拡競争は、ドイツ帝国海軍に、世界最強の海軍、すなわち大英帝国海軍に挑むための、重量級のドレッドノートと最新鋭の巡洋戦艦をもたらしていた。最大で30.5cm(12インチ)砲を12門搭載でき、排水量25,000トン超のドイツのナッサウ級ドレッドノートは、北海の港を守護し、ロシア戦艦によるバルト海沿岸の砲撃を阻止した。数において優位に立つものの、決して無敵ではなかった大英帝国艦隊は、辛抱強く北海のパトロールを続け、ここに第一次世界大戦におけるもうひとつの膠着状態が生み出された。

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大戦中、ドイツ戦艦はイギリスの沿岸都市に対して小規模な急襲を繰り返したが、1916年5月31日、両海軍は、ユトランド沖で大規模な海戦を行うことになった。戦艦、巡洋艦、駆逐艦、魚雷艇、前ドレッドノート戦艦など、この海戦に参加した艦船は250隻に及んだ。重砲が装甲板と船内区画をまとめて撃ち破り、火のついた火薬庫は砲塔を巻き込み吹き飛んだ。その日、25隻が撃沈され、他の船も傷だらけになりながら港へと帰還した。そして、両海軍ともに引き続き、さらに大きな戦艦、さらに強力な巡洋戦艦、さらに重量級のドレッドノートの建造を進めるも、大戦の終わりまで、この世界最強の2海軍における戦力バランスが崩れることはないものと考えられた。


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