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''第一次世界大戦の海戦''

大戦を通して、参戦国の海軍は世界中の海を舞台に、さまざまな状況で邂逅した。海戦は技術と訓練をもって臨み、精度と速度が最終的な結果を導き出す戦いであった。大きな距離を挟む戦いでは、大砲の照準に測距機や光学機器の活用が欠かせなかった。提督たちは、敵の戦術を読みながら、速度や火力、射程の異なる船からなる艦隊を指揮し、勝利をもたらす配置へと導こうとした。

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アドリア海では小型ながら敏捷性の高い魚雷艇が優勢となる一方、北海は潜水艦が不用意な商船をターゲットにする猟場と化した。そしてすべての海軍において恐れられていたのが、急所に受ける、たった一発の魚雷であった。安価に製造ができ、簡単に使用できるそれは、近づいて当てられさえすれば、はるかに格上の敵を撃ち破ることのできる兵器であった。遠く離れた太平洋では、孤立無援のドイツ海軍の襲撃部隊が、連合国側の捜索を幾度も逃れ、商船や防備のない港を襲って大きな被害をもたらした。また別の場所では、夜闇に紛れて機雷敷設艇が音もなく活動し、恐るべき罠を海に撒いた。そしてダーダネルス、黒海、地中海東岸部周辺の狭い海峡で、海中に潜んでいた罠によって艦船が吹き飛ばされたのである。


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