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''より深く…:第一次世界大戦の爆破戦術''

「諸君、我々は明日、歴史を変えることはないかもしれない。だが、大地の姿を変えることは間違いない」

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1917年に、サー・チャールズ・ハリントン将軍が、19の巨大なクレーターを生み出し、今日に至る史上最大規模の核によらない爆発を実現する前日に語った言葉である。その爆発はロンドン、そしてダブリンでも聞こえたという。

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''史上最大規模の核によらない爆発。''
西部戦線とイタリア戦線で、地形を深く刻んで塹壕や防衛陣地の構築が進み、防衛的な戦闘が幅を利かせるようになる中、この膠着状態を打破する、新たな戦術が日の目を見た。日でなく暗闇と言うべきかもしれないが、その戦術の一つは、地中深くや山の中にトンネルを掘って、敵の防衛線の真下にたどり着くことであった。トンネルを掘った部隊は、そこで爆薬を仕掛け、離れた場所から起爆して、敵の防衛線を1つあるいは、複数の崩落に襲わせた。

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メッシネス・リッジのクレーターの名残は、今でもぽっかりと開いた巨大な穴としてフランスの片田舎に残されている。山の斜面丸ごとが粉々に吹き飛ばされたその傷跡は、アルプス山脈からでも確認することが可能だ。

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