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''Burton LMR''

フランク・バートンが設計した「Light Machine Rifle」は、飛行機の観測手席や、地上で肩に乗せて使用される形で、観測気球を撃ち落とすことを目標に生み出された銃である。銃の上に60°開いたV字型で2本のマガジンを取付け、.351 SLR “Balloon Buster” 焼夷弾丸を40発装填することができた。ライフル本体の重さはわずか4.5kgで、ピストルグリップに組み込まれたストレート・ブローバック機構で動作し、オープンボルトと波型の銃身が冷却を担う仕組みであった。銃剣の取り付けも可能で、アメリカ初のアサルトライフルとなっていた可能性があるが、1917年後半において気球に対する攻撃能力はもはや必要とされておらず、その性能に注目が集まることはなかった。

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