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''M1917 MG''
Turning Tides
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1901年、史上有数の知名度を誇るアメリカ人銃設計士が、自身のM1895 “Potato Digger”空冷式機関銃に続いて開発に取り組んだのが、水冷式の新型機関銃であった。当初、アメリカ軍の同種の火器に対する関心は薄かった。しかし、1917年、アメリカが第一次世界大戦に参戦すると、国産銃の需要が一気に高まり、1901年のこの銃が改良されてM1917が生み出された。水冷式、反動作動式のこの銃は、重量15kgで布または金属ベルトで給弾する形であった。重い三脚にマウントするのが通常であったが、水冷ジャケットの上にキャリーハンドルを取り付け、可搬性を増すことができた。
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1917年、アメリカ陸軍向けの試作品のデモンストレーションが行われ、もっとも優れた試験では2万発を故障なく撃つことに成功した。M1917は軍に採用され、休戦協定締結までに約4万丁がアメリカ陸軍に納入されたが、実際に前線部隊にまで届いたのは1,200丁ほどに過ぎなかった。また、より軽量な空冷式モデルのM1918も存在し、第一次世界大戦のアメリカ軍戦車での使用が想定されていたが、実戦配備には間に合わなかった。大戦後、M1918は一転して騎兵用のM1919へと発展を遂げた。M1917、M1917は共に第二次世界大戦を通してアメリカ軍の制式機関銃として使われ続け、ベトナム戦争においても一定の使用がみられている。M1917のバリエーションは、スウェーデン、ノルウェー、アルゼンチン、ポーランドでも使用された。
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