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''SELBSTLADER 1906ライフル''

1900年代の初め、名高いP08ピストルのトグルロック機構を生み出した設計士は、その機構をドイツ軍向けの自動式ライフルに組み込むための試作を行っていた。1906年モデルはイギリスで特許を取得し、一般的なドイツの7.92mm弾を使用する設計だった。
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それは、より強力なライフル弾に対応するために機構が大幅に強化されていたほか、ストリッパー・クリップによる給弾に対応していた。記録に依れば、設計士はこのセミオートライフルを各国の軍隊に売り込む考えであったが、実際にはごくわずかな試作品しか生み出されておらず、その理由も詳しくは分かっていない。ドイツ軍装備局がその採用を検討していたが、おそらくは他に比べて複雑な構造と大量生産におけるコストが、このライフルがいずれの軍隊にも採用されなかった原因と考えられている。十分成功を収められる性能であったが、時代に対して早すぎたとも言えるだろう。
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第一次世界大戦の始まる以前からも、多くの軍隊でセミオートライフルの開発と採用の検討が進められていたが、実際に大規模な配備が実現するまでにはかなりの年月を要した。


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