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''SJÖGREN INERTIALショットガン''
THEY SHALL NOT PASS
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Sjögren Inertiaショットガンは、1900年にスウェーデンの発明家カール・アクセル・テオドール・シェーグレンによって生み出された12ゲージのセミオートショットガンであり、1899年に生み出されたアメリカのAutomatic 5のみがわずかに先行する、世界初のフルオート・ショットガンの一つである。Sjögrenショットガンは斬新な慣性ベースの機構を使用しており、後にイタリアのショットガンメーカーが再びこのアプローチを用い、現代のセミオートショットガンでは広く用いられている。シェーグレンは同じ慣性機構を用いた軍用ライフルも生み出したが、採用には至らず製造数はごくわずかとなった。
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Sjögrenショットガンは発砲の反動で大型のボルト機構が目に見える形で射手の顔に向けて後退するため、撃つのが不快な銃であった。運動エネルギーを吸収するサイクル機構によって反動が軽減されるとの理論で、機構の見た目も一見単純であったが、実際にどう働くのか理解するのはかなり難しかった。
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Sjögrenショットガンは最初スウェーデンで生産されたが、1905年にデンマークに生産拠点を移し、そこで1909年の生産終了までに5千丁が造られた。民間でやや成功を収め、第一次世界大戦では、ごく少数ながら連合国、中央同盟国の両陣営で用いられた。第一次、第二次大戦での戦利品として持ち帰られたものもあり、今日でも見ることができる。現在でもSjögrenショットガンを狩猟に用いている人々がわずかながら存在するという。

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