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重爆撃機 の変更点

#include(ビークル項目,notitle)

#contents

*概要 [#about]
&attachref(./重爆撃機.jpg,nolink,65%);
//ゲーム内解説文章
元は旅客機として生み出された4発機イリヤー・ムローメツは、大戦初期にタイプVへと再設計され、爆撃機として設計された世界初の機体となった。

|BGCOLOR(#555):COLOR(White):180|319|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''[[ビークル]]''|
|英字|''HEAVY BOMBER''|

|BGCOLOR(#1d212a):CENTER:180|BGCOLOR(#ddd):200|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#555):COLOR(White):画像|BGCOLOR(#555):COLOR(White):名称|自動&br;リペア|再出現&br;時間|定員|h
|&attachref(./HeavyBomber_IlyaMuromets-caf211de.png,nolink);|シコルスキー・イリヤー・ムローメツ|25/6秒|秒|4名|

#table_edit2(,table_mod=close){{{
#table_edit2(,table_mod=open){{{

|BGCOLOR(#ddd):CENTER:40|CENTER:24|CENTER:BGCOLOR(#1f252d):90|180|>|>|CENTER:55|350|c
|BGCOLOR(#555):COLOR(White):座席||>|パッケージ(兵装)|弾数|装填&br;時間|補充&br;時間|備考|h
//
|1|&ref(/画像置場/操縦.png,nolink);|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''戦略重爆撃機''&br;クラスター爆弾とフレシェット・ダートを装備したこのバージョンは、広範囲のソフトターゲットの掃討に適している。|
|~|~|&attachref(./Ilya_Strategicbomber-fecb05bc.png,nolink);|HEクラスター爆弾×5|5|-|8秒/1発|一定高度で6発の子弾が円状に展開する 1トリガー1発|
//|~|~|~|フレシェット・ダート|20|-|5秒|2000RPM 射撃ボタンホールド中連続投下|
|~|~|~|連装機関砲(榴弾)|∞|-|秒||
|~|~|~|スポットカメラ|1|-|15秒|爆撃照準又は連装機関砲照準と併用で使用|
//
|~|&ref(/画像置場/操縦.png,nolink);|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''HE重爆撃機''&br;大型HE爆弾を装備したこのバージョンは、車両や建物などのハードターゲットの破壊に適している。|
|~|~|&attachref(./Ilya_Demolitionbomber-ebebc07f.png,nolink);|50kg HE爆弾×5|5|-|3秒/1発|1トリガー1発 自爆ダメージ89|
|~|~|~|250kg破壊爆弾×2|2|-|15秒|1トリガー2発|
|~|~|~|緊急修理|1|-|30秒|耐久値30回復 パーツ損傷回復|
//
|~|&ref(/画像置場/操縦.png,nolink);|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''支援重爆撃機''&br;このバージョンは地上部隊の支援に物資や煙幕を投下することができ、焼夷クラスター爆弾で広範囲にわたり敵の進行を阻むことができる。|
|~|~|&attachref(./Ilya_Supportbomber-6c61ff67.png,nolink);|焼夷クラスター爆弾×5|5|-|3秒/1発|一定高度で3発の子弾が円状に展開する。残留効果あり&br;1トリガー1発|
|~|~|~|毒ガス爆弾×5|5|-|3秒/1発|爆弾版ガスグレネード。  1トリガー1発|
|~|~|~|補給物資|1|-|30秒|回復・補給効果を持つクレートを投下|
//2番席
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):|
|2|BGCOLOR(#4cc):&ref(/画像置場/機銃.png,nolink);|&attachref(重爆撃機_座席.png,nolink,70%);|機関砲(榴弾)|∞&br;(OH:29)|-|-|約400RPM OH冷却:約2.65秒|
|3|BGCOLOR(#4cc):&ref(/画像置場/機銃.png,nolink);|~|軽機関銃|∞&br;(OH:67)|-|-|600RPM OH冷却:約2.65秒|
|4|BGCOLOR(#4cc):&ref(/画像置場/乗員.png,nolink);|~|なし|-|-|-|兵士の装備を使用可能、即時補給機能つき|

*特徴、アドバイス、補足 [#tips]
[[爆撃機]]より更に大きく耐久力のある航空機。その分機動性は更に落ちており、傾くだけで簡単に旋回を始め機首が下がるほど。
ましてや90度ロールなんてしたらどんどん高度が落ちる。一瞬でも戦争区域外に行けば生還するのはほぼ不可能なほど。操縦には熟練が必要なビークル。
しかしながら耐久力はさらに上がっており、定員も4名で航空機初の兵士の装備が使える座席がある。リペアツールを持ち込めばまさに要塞になれるだろう。
だからと言って下手に低空に降りると戦車砲やら対空砲やら野砲やら、ついでにタンクゲウェーアあたりをぶち込まれてあっという間にお陀仏になりかねない。機動性の低さをカバーするように操縦を心がけよう。
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2番席の機関砲(榴弾)は後部に撃つことが可能で、爆撃した後の敵地に追撃をかけることが出来る。但し、射角はあまり広くなく、また2番席は機体中央部からかなり離れている為、席移動に非常に時間がかかる点に注意。対空射撃は弾速が遅い関係で難しいが、当たればダメージは大きいため、追撃機を十分に引き付けてから撃てば瞬く間にスクラップにできるだろう。
3番席の軽機関銃は前方の半径180度ほどの範囲を狙えて、横や前にいる敵機に攻撃する事が可能。もし機体が急降下しているなら地上に向けて制圧射撃もできるが、当てることは困難を極める。効果的に運用するなら、パイロットと連携して敵の爆撃機などを追いかけてもらうとよいだろう。パイロットと連携するのが難しければ、いっそ3番席を空けて空中リスポーン地点として活用するのも悪くない。
この2つの機銃はどちらも十分な性能を誇るが、問題はその設置位置である。基本的に後ろから飛んでくる敵機には弾速の遅い機関砲で迎撃する必要があるし、軽機関銃なんか射程内に敵機が入る事自体そう多くはない。
そして真下は全くの死角で、そこに潜り込まれたら迎撃すら出来ない。そうなったらもう耐えるしかない。
つまり弱点は後部への遠距離射撃と下部からの攻撃。重爆撃機を仕留める時は下から仕掛けるか遠距離からの機銃掃射、もしくはロケット弾を使い一撃離脱を繰り返す戦法をとるとよい。
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そして特徴的な4番席は上記の通り兵士の装備を使える場所。更に即時補給効果(正確には弾薬箱と医薬品箱の2種類の効果)も付いているため、LMGは勿論ロケットガンやライフルグレネードにフレアガンだって撃ち放題である。慣れれば敵前線のど真ん中にグレネードなり対戦車グレネードなりダイナマイトをお見舞い出来るので、使い良いによっては凶悪な物と化す。例えば対空ロケットガンを持ち込めば、迫ってきた敵機を撃墜する事も可能だ。自分で可能性を探索してみよう!でも無駄撃ちは敵のマップに映り続ける原因になるので控えよう。
また、リペアツールも持ち込んで使えるので前作のヘリの様な常時回復しながら飛行という他ではできない戦術も可能になる。修理箇所は真上がオススメ。
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ちなみに補給機能は機体の周囲に効果があるので、外から近づいても補給を受けられる。&color(Silver){まあそんな機会には滅多に遭遇しないが・・・};
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:戦略重爆撃機|
歩兵は任せろ!制圧力の高い対歩兵パッケージ。
効果範囲の広いHEクラスター爆弾、歩兵に対して威力が高く、高精度で目障りな対空砲も消せる連装機関砲 (榴弾) に索敵に便利なスポットカメラのセット。
基本的に前方を向いている機関砲でスポットをし、スポットされた敵にHEをぶつけると言う使い方がメインになる。その威力は凄まじく、1拠点ほどであれば全員消し飛ぶほどである。歩兵に対しては高い効果を発揮するが、装甲車両に与えられるダメージはクラスター爆弾を5つ当てて重戦車に75程度である。
歩兵の数を減らし味方を支援しよう。歩兵を大量キル(1アプローチで15キルとか)できる分これまでに無いほどヘイトを買うので運用は慎重に。

:HE重爆撃機|
戦車を廃車にしてやる!対ビークルパッケージ。
50kg HE爆弾と250kg破壊爆弾は威力が高く、装甲車両や建物の破壊に最適。また緊急修理もあるので、耐久力を活かした対空砲のゴリ押し破壊も可能。
//ここだけの話、爆撃機の同パッケージと武装が大して変わらなかったりする。まあ緊急修理があるけど速度が遅いのでプラマイ0


:支援重爆撃機|
補給と足止めで支援だ!支援特化パッケージ。
足止め効果が高い焼夷クラスター爆弾及び毒ガス爆弾と、最大の特徴である補給物資を搭載。
拮抗する前線の上空から不意を突くように二種類の爆弾を投下して、敵側を大混乱に陥らせれば地上の歩兵部隊にとって大きなチャンスが生まれるかもしれない。
補給物資は医療箱と弾薬箱を足して効果範囲をかなり大きくした様な性能。あれらとは違い銃撃では壊れない。前線を進めるのに非常に役立つだろう。
特に援護兵が近くにいない時に落ちてきたらすごくありがたい事だろう。
その分武装の攻撃力、特に戦車等の対ビークル能力は非常に低い。支援力を生かすも殺すもパイロット次第なので、総じて上級者向けパッケージと言える。
&br;
#include(パッチ注釈,notitle)
-2018年2月パッチ
--戦略重爆撃機のフレシェット・ダートが機関砲(榴弾)に変更
--戦略重爆撃機のクラスター爆弾の爆発範囲が1.7倍に強化
--支援重爆撃機スモーク爆弾が毒ガス爆弾に変更
--全モデルの内部及び外部修理時の回復効率がパッチ前より半減
--操縦性が全体的にパッチ前より鈍化。回復効率の悪化と併せて対空砲や軽機関銃、戦闘機に狙われた際により逃げづらくなった
**弱点部位 [#weak]
#include(弱点部位補足,notitle)
機首部分
ダメージが1.5倍から2倍入ると思われる


**破壊可能部位
-主翼
破壊されると、破壊された方へ機体が傾き、旋回速度が低下する。
-尾翼
破壊されると、旋回速度が低下する。
-エンジン
破壊されると、加速力・最高速度が低下する。判定は左側・右側の2ヶ所。

*ビジュアル・ゲーム内映像 [#image]
#htmlinsert(youtube,id=a2nQY9c-PJA)

*兵器紹介 [#introduction]
#region(&color(Maroon){''兵器紹介''};(クリックで展開))
1913年、イリヤー・ムーロメツはロシア帝国の都サンクトペテルブルクにあった国営ロシア=バルト工場飛行機設計部(Руссо-Балтииский завод)において、ロシア帝国の飛行機設計家で飛行家のイーゴリ・イヴァーノヴィチ・シコールスキイによって開発された。1913年5月に初飛行した双発機グランドの4発機バージョンのルースキイ・ヴィーチャシ(Русский Витязь)の経験を基に開発された。この飛行機はもともと旅客機として設計され、1913年12月10日に初飛行し1914年2月から16人の乗客をのせてデモ飛行をおこなった。1914年6月には、「キーエフスキイ」(キエフのイリヤー)と名付けられた第126船がサンクトペテルブルク-キエフ-サンクトペテルブルク間の14時間38分の周回飛行の記録をたてた。また、イリヤー・ムーロメツはその他、高度・飛行重量においても記録をたてている。
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第一次世界大戦が始まるとシコールスキイは爆撃機として再設計することにし、800 kgの爆弾を搭載可能にし、9丁の機銃を設置し、エンジンを5 mmの装甲板で保護するようにした。なお、イリヤー・ムーロメツはエンジンや兵装の違いから大きく4つの型に分けられているが、実際には機種形状や尾翼の数・形状等すべての機体において細かな違いが生じており、ひとつとして同じ機体はなかったと言われる。
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1914年秋からロシア帝国空軍はイリヤー・ムーロメツを使い始めた。1914年12月10日、最初の爆撃機部隊は空中艦艦隊(Эскадра Воздушных Кораблей、略称:ЭВКエーヴェーカー)と呼ばれ、1915年2月12日にはヨーシフ・スタニスラーヴォヴィチ・バシュコの第150船「キーエフスキイ」が初の実戦行動をとった。1916年の夏までに20機まで徐々に機数を増やした。1916年9月にドイツ帝国の4 機のアルバトロス戦闘機と空戦を行い1機が撃墜されたが、これが空戦による唯一の損失であった。
1916年には他国の重爆撃機も現れるが、イリヤー・ムーロメツの影響を受けている。シコールスキイもライセンスをイギリスとフランスに売っている。ドイツも撃墜した機体を参考にして、コピーをつくろうとした。
1916年ころには、他国の爆撃機に速度で劣るようになり、装甲の増強は重量増をまねいたのでシコールスキイは金属構造材を多く使うアレクサーンドル・ネーフスキイ(Александр Невский)の開発を始めた。
イリヤー・ムーロメツは1913年から1918年まで73機(資料によっては1920年まで88機)がつくられ、400回出撃して65 tの爆弾を落とした。
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1917年の二月革命後、空中艦艦隊はそのままアレクサンドル・ケレンスキイの臨時政府の軍に編入された。その後同年秋の十月革命によって各地に無数の「政府」が乱立すると、旧ロシア帝国軍空中艦艦隊の機体も各勢力によって接収された。
特に、主戦場のひとつとなったウクライナでは、ドイツ帝国軍の軍事力を背景に成立したパウロー・スコロパードシクィイ政権のウクライナ国軍空中艦艦隊(Ескадра Повітрових Кораблів、略称:ЕПК)、その軍隊を吸収したシモン・ペトリューラのウクライナ人民共和国ディレクトーリヤ軍と連合したポーランド軍、それらに敵対したソヴィエト政府の赤軍等各国軍で使用された。最終的には赤軍によってソヴィエト・ロシアの空中艦艦隊に集結され、1919年まで軍用に用いられた。一部の機体は練習機として、また一部の機体は爆撃機としてピョートル・ヴラーンゲリ将軍の白軍勢力ロシア軍に対する攻撃に用いられた。
その後、保管されていた5機が1921年の5月1日(メーデー)から11月16日まで、モスクワ(ソヴィエト・ロシアの首都)-ハリコフ(ハルキウ、当時ソヴィエト・ウクライナの首都)線で旅客・郵便機として使用された。
**イリヤー=ムローメツ重爆撃機 [#v8aca023]

|BGCOLOR(#555):COLOR(White):100|350|c
|>|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):イリヤー=ムローメツ重爆撃機|h
|初飛行|1913年12月10日|
|乗員|4〜8名 最大12|
|全長|18.8m|
|全幅|m|
|重量|kg|
|出力|hp|
|最高速度|km/h|
|失速速度|km/h|
|飛行時間|時間|
|機銃||
|爆弾||

#endregion
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,10,)

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