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リーベンス投射器
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#include(ビークル項目,notitle) *概要 [#about] 安価な迫撃砲型兵器で、毒ガスや可燃性物質を詰めたボンベを遠方に飛ばすことができた。 *特徴、アドバイス、補足 [#tips] [[Apocalypse]]で追加された兵器。 スイッチ配置箇所は下記の通り(カッコ内は着弾地点)。アクションボタン長押しでガス弾が投射される。 地面に埋められているので発射方向の調節こそできないが、広範囲にばらまくため制圧効果が高い。拠点攻めや防衛に併せて積極的に使うとよいだろう。 肝心の威力、及び効果時間は[[ガスグレネード]]のほぼ倍と言う危険性で、加えて砲弾の着弾地点付近に居た場合は炸裂時に最小15、最大25の間でダメージを受ける。なので敵側陣地からこれの飛来音が聞こえたり砲弾が飛んでくるのが見えたら、すぐにその場から離れるか[[ガスマスク]]を被らなければ殺虫剤を吹き掛けられた虫の如くコロッと逝く羽目になる。余談だが発射されたガス弾が物理的に直撃したら航空機・歩兵は即死する。&color(Silver){痛そう...}; 使用後はしばらくすると再使用可能になるが、これはスイッチ上の電灯が点いているかどうかでわざわざ近づかなくても判断できる。 ちなみにメッセージにあるgaswurfminenとはドイツ語でガス弾のこと。なぜドイツ語なんだ… #br [[PASSCHENDAELE]] …ドイツ側本拠点内(E拠点) [[RIVER SOMME]] …イギリス側本拠点内(A拠点) [[CAPORETTO]]…オーストリアハンガリー側本拠点(A拠点)・A拠点内(B拠点)・B拠点付近、D寄りの階段下(C拠点)・C拠点付近、B寄りの岩の裏(D拠点)・D拠点内(E拠点) *ゲーム映像 [#je340e92] //#htmlinsert(youtube,id=) *実機解説 [#mda090f3] #htmlinsert(youtube,id=ETl4CRWH00A) リーベンス投射器(Livens Projector)とは第一次世界大戦でイギリス陸軍が使用した化学兵器投射器であり、開発者のイギリス陸軍工兵隊のウィリアム・ハワード・リーベンス大尉にちなんで名付けられた。 #br 単純な直径8インチの鉄パイプに火薬と化学兵器(塩素、ホスゲン、マスタード等)の詰まった重さ13.61kgのボンベを装填して電気発火で一斉に投射するだけの極めて簡単な構造で発射も容易、照準の調節機能も無く本当にただ前方1500m辺りに毒ガスを超広範囲に渡ってばらまく事だけを狙った兵器である。パイプにライフリングは無く、大砲よりも着弾精度は低いが、ガス投射目的のためには十分であった。 その構造から[[迫撃砲]]の一種として一部では扱われる事もあるが砲弾はガス弾のみであり、榴弾等は用意されていない。 #br ソンムの戦いにおいて初めて使用されて以降は連合国側のみならず、コピー品を作ったドイツ軍を始めとする同盟国側でも第一次世界大戦終結まで積極的に使用され、特に悪名高いパッシェンデールの戦いでは約290台のリーベンス投射器から毒ガスの一斉投射が実施された。その結果事前に行われた砲撃の嵐で荒廃しきった地表、その砲弾孔に染み出た地下水、更には重なった雨季で降り注いで溜まった雨水等を通して毒ガスの成分があまりに多量かつ広範囲に浸透してしまい、終わった頃には最早人の手では浄化不可能な程の深刻な土壌汚染を引き起こし21世紀の現代になった今でも大分薄まったとは言え完全な土壌の浄化には至っていない。 尚使用後は撤去の手間を省く為に、大半が使い残しのガス弾と共にそのまま土を掛けて埋められると言う乱雑な形で片付けられており、2006年にはそのソンムの戦場跡を歴史研究の為に発掘調査を行った研究団が大量の未使用砲弾と投射器数機を発見している。 *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)
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#include(ビークル項目,notitle) *概要 [#about] 安価な迫撃砲型兵器で、毒ガスや可燃性物質を詰めたボンベを遠方に飛ばすことができた。 *特徴、アドバイス、補足 [#tips] [[Apocalypse]]で追加された兵器。 スイッチ配置箇所は下記の通り(カッコ内は着弾地点)。アクションボタン長押しでガス弾が投射される。 地面に埋められているので発射方向の調節こそできないが、広範囲にばらまくため制圧効果が高い。拠点攻めや防衛に併せて積極的に使うとよいだろう。 肝心の威力、及び効果時間は[[ガスグレネード]]のほぼ倍と言う危険性で、加えて砲弾の着弾地点付近に居た場合は炸裂時に最小15、最大25の間でダメージを受ける。なので敵側陣地からこれの飛来音が聞こえたり砲弾が飛んでくるのが見えたら、すぐにその場から離れるか[[ガスマスク]]を被らなければ殺虫剤を吹き掛けられた虫の如くコロッと逝く羽目になる。余談だが発射されたガス弾が物理的に直撃したら航空機・歩兵は即死する。&color(Silver){痛そう...}; 使用後はしばらくすると再使用可能になるが、これはスイッチ上の電灯が点いているかどうかでわざわざ近づかなくても判断できる。 ちなみにメッセージにあるgaswurfminenとはドイツ語でガス弾のこと。なぜドイツ語なんだ… #br [[PASSCHENDAELE]] …ドイツ側本拠点内(E拠点) [[RIVER SOMME]] …イギリス側本拠点内(A拠点) [[CAPORETTO]]…オーストリアハンガリー側本拠点(A拠点)・A拠点内(B拠点)・B拠点付近、D寄りの階段下(C拠点)・C拠点付近、B寄りの岩の裏(D拠点)・D拠点内(E拠点) *ゲーム映像 [#je340e92] //#htmlinsert(youtube,id=) *実機解説 [#mda090f3] #htmlinsert(youtube,id=ETl4CRWH00A) リーベンス投射器(Livens Projector)とは第一次世界大戦でイギリス陸軍が使用した化学兵器投射器であり、開発者のイギリス陸軍工兵隊のウィリアム・ハワード・リーベンス大尉にちなんで名付けられた。 #br 単純な直径8インチの鉄パイプに火薬と化学兵器(塩素、ホスゲン、マスタード等)の詰まった重さ13.61kgのボンベを装填して電気発火で一斉に投射するだけの極めて簡単な構造で発射も容易、照準の調節機能も無く本当にただ前方1500m辺りに毒ガスを超広範囲に渡ってばらまく事だけを狙った兵器である。パイプにライフリングは無く、大砲よりも着弾精度は低いが、ガス投射目的のためには十分であった。 その構造から[[迫撃砲]]の一種として一部では扱われる事もあるが砲弾はガス弾のみであり、榴弾等は用意されていない。 #br ソンムの戦いにおいて初めて使用されて以降は連合国側のみならず、コピー品を作ったドイツ軍を始めとする同盟国側でも第一次世界大戦終結まで積極的に使用され、特に悪名高いパッシェンデールの戦いでは約290台のリーベンス投射器から毒ガスの一斉投射が実施された。その結果事前に行われた砲撃の嵐で荒廃しきった地表、その砲弾孔に染み出た地下水、更には重なった雨季で降り注いで溜まった雨水等を通して毒ガスの成分があまりに多量かつ広範囲に浸透してしまい、終わった頃には最早人の手では浄化不可能な程の深刻な土壌汚染を引き起こし21世紀の現代になった今でも大分薄まったとは言え完全な土壌の浄化には至っていない。 尚使用後は撤去の手間を省く為に、大半が使い残しのガス弾と共にそのまま土を掛けて埋められると言う乱雑な形で片付けられており、2006年にはそのソンムの戦場跡を歴史研究の為に発掘調査を行った研究団が大量の未使用砲弾と投射器数機を発見している。 *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,)