19世紀後半に登場した革新的なイタリア製自動小銃。フルオート、セミオート両方の射撃モードを備えている。Carcanoライフルと同サイズながら、すべて新規設計であった。
用語については武器の性能表についてを参照してください。
チェイ=リゴッティとはイタリア王国のアメリゴ・チェイ=リゴッティ少佐が開発した自動小銃である。 元々1890年代後半に開発構想が練られ、1900年に完成したといわれるチェイ=リゴッティは、当時としては非常に珍しい、フルオート射撃が可能なライフルであった。 比較的小口径な6.5×52mm弾薬を使用する事から、現在は最初期のアサルトライフルのコンセプトを実現したライフルという見方が強い。
軽量で扱い易くセミオートのみならずフルオートも可能、そんな画期的なライフルではあったが動作性が良くなかったと言われており、事実開発国であるイタリアもチェイ=リゴッティを採用していない。 総生産数もおよそ100挺程度と、他の自動小銃と比べ非常に少ない。それ故かチェイ=リゴッティの知名度は低く、実銃に関する歴史的資料も少ない。
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