カナダ製ストレートプル式ボルトアクションライフルをフルオート化したもの。
2016/11/15
用語については武器の性能表についてを参照してください。
ヒュオット オートマチック。 援護兵レベル10、援護兵を極めし者のみが持つことのできる自動小j・・・軽機関銃。 低威力低レート低弾速、装弾数の割にリロードは遅い。精度と反動は良い方だがまだ上はいるというなんとも微妙な性能。実銃は当時の軽機関銃最強クラスなのにどうしてこうなった。 一言で言えばLewis Gunを遠距離向けにしたようなものといったところか。 Lewisと同じく援護兵らしい動きを強く求める軽機関銃であり、援護兵レベル10にふさわしいと言えよう。 精度完全回復は6発目から。 2016/11/15アップデートで静止時ADS精度が向上、また連射時の精度悪化度及び精度回復速度が改善、さらにバイポッドがついた。 その代わりに移動時ADS精度は低下している。
第一次世界大戦中にカナダにおいて行われた軽機関銃開発プロジェクトHuotによって1916年に開発された軽機関銃、もしくは自動小銃Huot Automatic Rifle。 Huot計画はそもそも開発者であるJoseph Huot個人のアイデアをカナダ軍及びイギリス軍に売り込むことで始まった計画である。 そのアイデアとはカナダ海外派遣軍において採用されていたボルトアクションライフルであるRoss rifleが退役することで発生した大量の余剰Ross rifleをどうにかして再利用しようというものであり、 その結果、1916年にHuotはRoss rifleの銃身に平行にガスピストンを設置し、機関に鉄板の覆いを被せることでフルオート射撃が可能な自動小銃を生み出した。これがHuot Automatic Rifleの原型である。 Huotはこれをカナダ政府に売り込み、Dominion Rifle Factoryによって最終設計が完成、1916年・1917年のトライアルで良好な性能を示したことで、イギリス軍の目にもとまることになる。 そして1918年にはイギリス本国でLewis Gun、M1909 Benet-Mercie、Farquhar-Hill rifleと共にトライアルに挑み、精度・耐久性共に最も優れた銃器であるとの評価を受ける。 更に本銃は当時のLewisの20分の1の価格で調達できたということもあり、ドイツの軽機関銃への対抗策としてフランスから5000丁の注文も受けるなど、全ては上手くいくようにみえた。 Huotもトライアルで判明したいくつかの小さな問題点を解決すべく本銃の設計を修正し、その本格的な生産に備えていた。 しかし本銃の生産が行われることはなかった。先に一次大戦が終わってしまったのである。Huot計画は無用の長物と化し、Huotは30000カナダドル(現在に日本円で約6500万円) の損失を被ってしまったのだ・・・・。
こういった経緯により本銃が第一次大戦で使われたことはないのだが、トライアルで示された性能としては、 ・泥だらけにしても全く問題なく射撃が可能 ・塹壕からの射撃では素晴らしい精度 ・全く掃除しなくても4000発撃て、銃身過熱は10000発撃つまでなかった。 ・マガジン交換は約4秒。マガジンへの弾込めは約30秒と非常に速い。 といったところである。 あえて問題を挙げるならフルオート射撃しかできないことであったが、発射レートはかなり遅めだったのであまり問題ではなかったらしい。
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示