頑丈な第一次世界大戦期のハンガリー製のマガジン給弾式ピストル。非常に素早く構えることができる。元々のStopという名前は文字通り相手を制しする能力を指している。
用語については武器の性能表についてを参照してください。
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オーストリア・ハンガリー帝国ブダペストの企業FÉG(Fegyver és Gépgyár)でRudolf Frommerによって1911年に開発された自動拳銃。 翌1912年にはハンガリー王国軍にPisztoly 12Mとして採用された他、オーストリア・ハンガリー帝国解体後の1919年にもハンガリー国防軍で採用され、1939年まで使用されている。 またバリエーションを変えながら1945年まで生産され続け、ハンガリー警察ではその1945年まで採用され続けているロングセラーであった。
本銃の最大の特徴は自動拳銃なのにロングリコイル方式を採用していること。反動軽減が目的だったらしい。 代わりにロングリコイル方式の欠点である命中精度の低下が発生するが、所詮は拳銃であるため割り切っていたのだろう。 安全装置はグリップセイフティのみ。マガジンキャッチは底部にある。
トンデモ改造バリエーションとしてフルオートに改造されたM1917が存在する。 Villar Perosaを参考に、二丁用意してひっくり返して並べて三脚つけて二連装機関銃にしてしまうというもの。 流石一次大戦である。 またどうでもいいが開発・製造会社のFÉG、2004年に銃器開発・製造から手を引き現在は暖房器具製造の企業である。 2010年に経営破綻しそうになったがMPF社の支援で立て直し、現在は中東欧最大の暖房器具製造企業となっている。
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