キンジャールとも呼ばれる、きらびやかな装飾が施された両刃のダガー。コサックやその他のコーカサス地方の民俗が用いる伝統的武器。
DLC「In the Name of the Tsar」所有者に無料で配布されるナイフ系格闘武器。 他のナイフよりやや長く厚い刀身が特長だが、リーチやダメージは他のナイフ系格闘武器と変わらない。水増しとか言ってはいけない
キンジャール(露語:Кинжал)と呼ばれる短剣の一種。元々は「両刃の短剣」という意味で、つまるところダガーのことを言った。 現在ではもっぱらコーカサス地方で用いられる両刃の短剣の一種、つまりコーカサス様式の短剣のことがキンジャールと呼ばれる。 18世紀以降コサックの装備として盛んに用いられ、コサックの名声の高まりと共に知名度が上昇。ロシア帝国では短剣といえばキンジャールのことを指していたほど有名になった。 シャシュカ(露語:шашка)と呼ばれる長剣を腰に下げ、帯にキンジャールを装備するのがコサックの正装である。このような装備のコサック兵は第二次世界大戦でも活躍していた。
キンジャールの特徴は鍔がなく、平べったい形状をしていること。柄が刀身よりも細いこと。 きらびやかな装飾をされていることが多く、おそらくはジャンビーヤナイフと同じく自由人の証という扱いだったと思われる。
ついでなのでコサックについても説明しておく。多分名前は知ってるけど具体的にどういう人達なのか知らないって人が多いだろうから。 コサック(ウクライナ語:козак)はウクライナと南ロシアにあった軍事共同体とその成員のことを言い、ウクライナ的には「ウクライナ人の祖先」である。 起源はよく分かっていないのだが、15世紀後半にウクライナ中南部に拠点を構えたのが最初らしい。 元々のメンバーは遊牧民の盗賊やらヨーロッパ没落貴族といったならず者。行き場がなくなったので遠く離れたウクライナで悪いことしながら助け合って生活していたのだ。 ならず者とはいえ雑魚というわけではなく、周辺の遊牧民や既存の国家から共同体を守るために戦っていたため戦闘経験は豊富。また一応キリスト教徒なので対イスラム勢力の尖兵としても頑張っていた。
そのうち16世紀後半には隣国、つまりはポーランド・リトアニア共和国やらロシア・ツァーリ国の傭兵的な立場となることで政治的に保護を受けることになり、しばらく良好な関係を結んでいた。 しかし17世紀になるとそれら国家はコサックの自律性を疎んじはじめ、自治権の縮減を開始。コサックは反発して数度反乱を起こした。結果としてロシアでは反乱が鎮圧され、ポーランド・リトアニアでは反乱に成功してコサックの国家が生まれた。 このコサックの国家はロシア帝国の盾として奮戦して名声を高めたが、18世紀には前回鎮圧されたロシア内のコサックとともに完全に潰されてしまい、ロシア帝国の中に一種の軍人階級として完全に組み入れられた。
軍人階級としてのコサックは自治権こそ失ったがロシア帝国の中では防衛や治安維持で大活躍し、第一次世界大戦でも奮戦していた。 ただし元々の独立志向は失っておらず、ロシア革命が勃発するとコサックは三つの国家に分かれて独立を宣言。ただこれは非常にマズかった。赤軍に完膚なきまでに叩きつぶされたのである。 内戦終結後ロシア共産党はコサックに対する苛烈な弾圧を断行し、欧米に逃れた者を除いてほぼ全員が死刑or流刑でコサックそのものがほぼ全滅。 二次大戦が勃発するとコサック残党はドイツ軍と協力して戦ったが、肝心のドイツが敗北したため一緒に完全消滅してしまった。
現在はウクライナでコサック復帰運動が盛んに行われている。ウクライナ人にとっては重要な民族アイデンティティである。
こちらはウクライナ・コサックの伝統的な髪型オセレーデツィ(ウクライナ語:Оселедець)
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