装弾数の多いマガジンを持つイギリス製のボルトアクションライフル。中~遠距離での使用に適している。
用語については武器の性能表についてを参照してください。
最初に所持しているスナイパーライフル。 確殺距離は40~80メートルとなっており、狙撃よりも中距離戦で真価を発揮する。 弾道落下距離、コッキング速度などは平均的な性能だがマガジンサイズが他の倍もある10発装填のためリロードを挟まずに一方的に狙撃ができるはずだ。 ただしクリップは5発ごとに1クリップのため撃ちきりないし、マガジン内の弾が5発になったらリロードすると良いだろう。 カービンプリセットには低倍率スコープが取り付けられている。近距離で持ち前の装弾数を生かしての立ち回りもできることだろう。
1904年にイギリス陸軍に採用されたボルトアクション式ライフルSMLE MkIのバリエーションモデル。SMLEはShort Magazine Lee Enfieldの略称。.303ブリティッシュ(7.7×56mmR)弾を使用し、弾倉に10発装填可能。
当時ボルトアクション式では主流であった所謂マウザ方式とは異なる独自の構造設計により、リー・エンフィールド小銃はボルトの回転角及び後退幅の短縮に成功。他製品に比べ速射能力が非常に高く、熟練したライフルマンたちによる弾幕密度は機関銃に撃たれていると錯覚するほどであったという話も残っているほどである。 そのリー・エンフィールドに着脱式弾倉を装着し改良を加えたのがSMLEシリーズである。 当時としては小銃に着脱式弾倉というものは革新的で、かつ複列弾倉で装弾数も多いとなればなおさらだった。 精度、高い速射性、そして着脱式弾倉を備えたSMLEは世界でも有数の傑作銃であったと言えるだろう。 SMLEを含めたリー・エンフィールドシリーズは突撃にも狙撃にも用いられWW1、そしてWW2も戦い抜いた。 大戦後は流石に採用から約半世紀が過ぎたからか、イギリス陸軍は採用小銃をベルギーFN社ライセンスのL1A1自動小銃に更新した。 しかしその後も特に精度の高い個体は当時主流の7.62mmNATO弾にコンバートした上で専用の改修を受け、L42A1狙撃銃として採用された。 リー・エンフィールドは1世紀近くもの間、1980年代のフォークランド紛争後最後の個体がPM/AWライフルに代替されるまで英国陸軍の誇りであった。
リー・エンフィールドはイギリス銃器史の中でのみならず世界銃史の中でも欠かせないほどの影響力を与えている。 それが原因なのかは定かではないがイギリス人の大切な物を三つ選ぶとしたら第一に紅茶、第二にフィッシュアンドチップス、第三にリー・エンフィールドを選ぶというジョークがある。
本作に登場するのはSMLE Mk(3)。 最も有名なモデルであり、簡略化されたU字型のサイトと装填・排莢機構が改良されハンドガード、弾倉のデザインも変更されている。
余談だがこのリー・エンフィールドの原型を開発したジェームス・パリス・リーはイギリス人ではなくスコットランド系アメリカ人である。
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