コーデックス/CARCANO M91 CARBINE のバックアップ差分(No.1)
#attachref(./cxp303-2ef6ef31.jpg,50%); |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|400|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''[[コーデックス]]''| ''CARCANO M91 CARBINE'' Turning Tides #br イタリアのボルトアクションライフル、Fucile di Fanteria Modello 1891(1891式歩兵小銃)は、パラヴィチーニ将軍率いる政府委員会の監督のもと、サルバトーレ・カルカノを主任技師としたチームによって開発され、同ライフルのために生み出された6.5x52mmリムレス弾とともに1892年にイタリア陸軍に採用された。内蔵マガジンには6発装填のエンブロック・クリップにより給弾する形で、同クリップには上下の区別がなく、どちらを上にしても装弾が可能であった。M91の派生形として、1893年にハンドガードの無い短銃身の騎兵用カービン、1897年に“Truppe Speciali”(TS、特殊部隊)カービンも採用されている。歩兵およびTSモデルは着剣ラグを備え、騎兵モデルには折り畳み式の銃剣が備え付けられていた。 #br M91 Carcanoは頑丈で信頼性が高かったが、6.5mm弾は当時の弾としては威力が低く、1938年に7.35mm弾への置換が決定された。しかし、装備の置き換えは遅れて、6.5mmライフルを主力としたままイタリアは第二次世界大戦を迎え、1945年まで同ライフルの生産は続けられた。M91を制式採用したのはイタリアのみだったが、アルバニア、ブルガリア、日本、そして第一次世界大戦中に同ライフルを大量に鹵獲したオーストリア=ハンガリーでも使用された。2度にわたる大戦後、M91ライフルは払い下げられ、狩猟用ライフルとして人気となった。 *コメント [#comment] #pcomment(,reply,10,) |