用語については武器の性能表についてを参照してください。
対戦車兵で解説。
主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。
タンクゲヴェーア。第一次世界大戦の際に開発された、世界初の対戦車ライフルであり、現代の対物ライフルの始祖である。 装甲貫徹力は距離65 mで25 mmと、当時の英仏戦車の装甲を余裕で撃ちぬく威力があったが、後の対戦車ライフル同様、貫通後に乗員などに当たらなければ致命的な損害は与えられなかった。また、歩兵用小銃を単純に大型化した構造のために反動制御性等に支障が多く、実用性に問題があったが、それでも手榴弾や地雷などを用いた決死の肉薄攻撃に比べれば遥かに有用性はあり、最終的に15,800挺が生産されて使用された。 第一次大戦後、ドイツはヴェルサイユ条約により大口径の小銃の保有は禁止されたが、M1918は使用弾薬と共に大量に倉庫に保管され続けており、1925年の段階で確認されただけでも約800挺が保管されていた。ナチスドイツ軍は新型の対戦車ライフルを開発して装備したため、M1918は再軍備後の制式兵器としては使われていないが、予備兵器を動員したものとして第二次世界大戦末期に使用された例がある、とする文献もある。 余談だが、ボルトアクションライフルを『そのまま』大型化したために発生してしまうその強烈な反動から「Zweishuss Gewehr(二発撃てる銃)」とも呼ばれた。 これは「一発目を右肩で構えて撃つと右肩を壊し、二発目は左肩で構えて撃つしかないので左肩も壊し、結果二発しか撃てない」という意味がこめられており、実際に肩を痛める兵士は多く、正しく構えても数発の射撃で頭痛か眩暈に襲われたという記録が残っている。
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