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''不発弾クラブ''
In the Name of the Tsar

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1915年よりドイツは、円筒状のヘッドを持つ巨大なグレネード棒を製造していた。このグレネードは時限式ヒューズを使わず、着弾時に大爆発する。木製のハンドルは一方にスプーン状のレバーを有し、ピンを外してスプーンレバーを上げると、衝撃と重力で(上手くいけば)グレネードに力が加わる仕組みだ。こうした衝突式のグレネードは結局、到底信頼できないと分かるのだが、使用にあたって最も慎重さが要求されるのはヘッドの着弾時であった。そのため設計の改良が試みられ、余ったハンドグレネードM1913フラグメンテーション弾からさらに重い鉄製の投てき本体を作ったりすることが行われた。このモデルはハンドグレネードM1913/15ポッペンベルク方式と呼ばれたが、やはり信頼できる武器とは言えず、この種のグレネードは軍用が取りやめられた。第一次世界大戦中は急ごしらえのトレンチクラブがバラエティも豊かに用いられ、そこには有刺鉄線、釘、重たい金属の歯車、さらにはハンドグレネードで投げる鉄の本体まで、周囲の使える物は何でもくくり付けられていた。非常に重いハンドグレネードM1913/15ポッペンベルク方式は、大した改造をせずに使えるということで、コンパクトなトレンチクラブには適していたのだ…最初に45gの爆薬を注意深く取り除けば、の話だが。

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