Battlefield1 攻略 BF1 Wiki
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> 馬
馬
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*ガジェット [#gadgets] ||名称|~所持数|~補充時間|~備考|h |BGCOLOR(#222):CENTER:153|BGCOLOR(#ddd):180|>|CENTER:60|350|c |&attachref(看護兵/包帯ポーチ.png,nolink);|[[包帯ポーチ]]|1|?s|使用時、馬と騎手のライフ回復効果付与| |&attachref(援護兵/弾薬ポーチ.png,nolink);|[[弾薬ポーチ]]|1|?s|ライフルの弾薬が補充される。[[軽量対戦車グレネード]]は自動補充の為、意味がない。|
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#include(ビークル項目,notitle) #contents *概要 [#about] |BGCOLOR(#555):COLOR(White):180|319|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''[[ビークル]]''| |英字|''HORSE (CAVALRY)''| |BGCOLOR(#1d212a):CENTER:180|BGCOLOR(#ddd):200|>|>|CENTER:50|c |BGCOLOR(#555):COLOR(White):画像|BGCOLOR(#555):COLOR(White):名称|最高&br;速度|再出現&br;時間|定員|h |&attachref(./馬.png,nolink);|馬([[騎兵]])|?|?秒|1名| -専用の武器が使える馬。歩兵と同じくダメージを受けても一定時間で自動回復し、回復系アイテムで回復できるが、ビークルとして認識され対戦車系武器は馬に作動する。(対戦車グレネードなど) *メインウェポン [#mainweapon] ||名称|~弾数|~装填時間|~補充時間|~備考|h |BGCOLOR(#222):CENTER:153|BGCOLOR(#ddd):180|>|>|CENTER:60|350|c // |&attachref(./Russian 1895 (騎兵).png,nolink);|Russian 1895|5/10|?s|?s/5発|予備弾数5以下で補充開始。&br;稀にレバーアクションがスピンコックになる。| *サブウェポン [#subweapon] ||名称|~備考|h |BGCOLOR(#222):CENTER:153|BGCOLOR(#ddd):180|350|c // |&attachref(./キャバリーソード_icon.png,nolink);|[[キャバリーソード]]|振りが速い剣。視点の向きの方向に剣を振る。| |BGCOLOR(#222):CENTER:153|BGCOLOR(#ddd):180|350|c |&attachref(./キャバリーランス_icon.png,nolink,80%);|[[キャバリーランス]]|リーチが長い槍。ソードより前に長く、横に狭い。&br;全力疾走時にADSボタンでランスチャージを発動。| *ガジェット [#gadgets] ||名称|~所持数|~補充時間|~備考|h |BGCOLOR(#222):CENTER:153|BGCOLOR(#ddd):180|>|CENTER:60|350|c |&attachref(看護兵/包帯ポーチ.png,nolink);|[[包帯ポーチ]]|1|?s|使用時、馬と騎手のライフ回復効果付与| |&attachref(援護兵/弾薬ポーチ.png,nolink);|[[弾薬ポーチ]]|1|?s|ライフルの弾薬が補充される。[[軽量対戦車グレネード]]は自動補充の為、意味がない。| *グレネード [#grenade] ||名称|~弾数|~補充時間|~備考|h |BGCOLOR(#222):CENTER:153|BGCOLOR(#ddd):180|>|CENTER:60|350|c |&attachref(兵科共通/グレネード/軽量対戦車グレネード.png,nolink);|[[軽量対戦車グレネード]]|2|12s|連続で投擲可能。歩兵より飛距離が長い。&br;所持数0から補充開始。| *特徴、アドバイス、補足 [#vd3b8000] //&ref(画像置場/Lawrence of Arabia.png,nolink,馬); 馬は戦車のような防御力をもたないが、優れた速度と敏捷性とロマンがある。三人称視点固定。移動操作は詳しくは[[ゲーム設定の馬上を参照>ゲーム設定#HORSEBACK]]。 機動力の高さを生かした戦法を得意とし、対歩兵戦闘に向く。軽量対戦車グレネードも装備しているので、対ビークルもこなせる。 但し、歩兵よりは攻撃に耐えるものの集中砲火を受ければ簡単にやられてしまう。(鞍周辺は金属板により攻撃が通り難い。狙う場合は頭部か脚部を狙うこと。) 天敵は援護兵と突撃兵で、バイポッドを立てて狙われたり、[[対戦車グレネード]]や[[対戦車ロケットガン]]をぶち込まれたらひとたまりも無い。逆に看護兵と偵察兵など基本的にフルオート射撃を行えない敵には強い。ただし偵察兵の[[ワイヤートラップ爆弾]]からは大きなダメージを受ける点に注意。 いずれにせよ真正面から攻め込むのは分が悪いので、機動力を生かして有利な位置取りを心がけよう。 #br 移動面では他の無機質なビークルとは一線を画す操作感で、減速や加速、駈馬(かけうま)や障害物を跳馬(ちょうば)により超えたりする。 また、自由に操作可能なビークルとは異なり、馬は危険な崖で足を止めるような自律行動を取るなど、環境に反応する生物としてリアルな行動を見せる。 //攻撃面では馬上から近接戦闘の[[キャバリーソード]]あるいは[[キャバリーランス]]と騎兵用に調整された中距離・遠距離向けの[[Russian 1895]]と投擲(とうてき)にて[[軽量対戦車グレネード]]が使用可能。もちろん体当たりで轢き殺しもできる。 //機動力の高さを活かし軽量対戦車グレネードを投げることで、対ビークル戦も展開できるほか、鞍袋と高い機動力を持つ補給拠点としても運用可能。また対地上車両には機動力を活かしてサーベルで斬りつけるのも有効。 //更に移動しながら騎兵のガジェット[[包帯ポーチ]]と[[弾薬ポーチ]]を側面に落とすことが可能で、味方の補給回復や乗馬しながら拾って自分に使用する事ができる。 //更に乗馬時の武器は全て自動で補充される。但し補充には時間がかかる。ライフルは予備弾数が5以下、グレネードは所持数が0であれば補充が開始される。 //-一般兵科でマップに居る馬に乗ると、乗馬している間のみ、騎兵の装備が使用可能となるが、騎兵の胸部の装甲は付かない為、ダメージ耐性は一般兵科と同じである。 //-エリート兵科も乗馬可能で、乗馬中は騎兵の武器とガジェットを使用出来る為、補給回復が自分では不可能((エリート兵は自然回復に必要なクールタイムが30秒必要な為、不可能と表現))なエリート兵でも、乗馬中に包帯弾薬ポーチを落として拾って使用できる。 //敵にエリート兵科がいる場合ロードキルかサーベルを使えば鈍い相手を一撃で倒せるのでアンチユニット的な使い方も可能。 :Tips| --出撃の際に馬に乗ると、兵科は自動的に''[[騎兵]]''となる。一般兵より少し耐久力が高い。 --装備は馬の物を使用する。つまり一般兵でもエリート兵でも同じ装備を使うことになる。但し、防具等はそのまま。例えば警戒兵の状態で馬に乗ると警戒兵の耐久力を持ちながら騎兵装備を使うことができる。 --そして馬に乗ったままキルをした場合、[[軽量対戦車グレネード]]で爆殺しようが[[キャバリーランス]]で串焼きにしようが轢き殺そうが、全て馬(ビークル)のキルとしてカウントされ、任務の「軽量対戦車グレネードで50キル」すると言った任務が進まない点に注意。 #br ---- :メインウェポン| --Russian 1895 中距離戦で使用することになるライフル。縦の射角はあまり広くない。 使用感は騎兵仕様に近いが、片手で扱うため連射速度は落ちている。 以前はキャバリーソードのオマケだったが、現在は耐久力減少により騎兵突撃がしにくくなったため非常に重要な装備。 3人称視点で射撃する事になるが、クロスヘアが小さくライフルそのものの精度も高めなので歩兵の物より比較的狙いやすい。カメラ切り替えも駆使して狙っていこう。 ただ歩兵より小回りは効かないので、迂闊に止まって撃っているといい的になる。立ち回りは勿論、移動しながらの射撃も練習しておこう。 ちなみにランダムでスピンコックする。イースターエッグ的なもので、特に意味は無い。 :サブウェポン| --キャバリーソード 馬上から振ることができる剣。威力は歩兵に対して一撃必殺。エリート兵も例外ではなく、アンチユニット的な使い方も可能。 視点の向きに応じて振る位置が変わる。カメラの位置にも左右されるため、狙いやすい視点にしよう。 振り方は姿勢問わず薙ぎ払い往復。連続で斬り抜ける将軍殿にうってつけ。 --キャバリーランス リーチが長く振りが遅めの槍。こちらも一撃必殺の威力を誇る。 基本的なことはキャバリーソードと同じだが、振る速度が遅くなっている。 振り方は静止~走りまでは薙ぎ払い、全力疾走中は前に一突きする。キャバリーソードと比べて縦向きの攻撃判定が広い分、横方向は狭い。 そして全力疾走中にADSボタンを押すと、ランスチャージを発動する。 ランスチャージ中は槍を構え突撃する。視点が固定され、操作もチャージ中止か速度が低下した方向転換のみとなる。 そして槍の射程内に敵を捕らえると胸目掛けて突き刺す!しかも貫通していて見るからに痛そうである。おまけに貫通キルボーナスとして+150Ptとおいしい。あとまあまあグロい。突撃準備は0.6秒、最大5秒間継続できる。途中でADSボタンを離すか、障害物に阻まれると中断。再使用クールタイムは中断時2秒、時間切れ時5秒。中断時の残り時間は関係ない。 失敗時のデメリットは存在しないが、外した時の隙は大きめなので注意。しかし成功しても油断してはならない。 何故なら突き刺した直後は攻撃が出来ず、敵が2人以上いた時は無防備な所を晒す事になる。運よく轢くことができればラッキーだが。 また、遭遇戦ではチャージをかけるよりそのまま突き刺した方が早いこともあるので臨機応変に対応しよう。 #br #region(ランスチャージ中画像) &attachref(./ランスチャージ.jpg,25%); #endregion :ガジェット| --包帯・弾薬ポーチ 看護兵・援護兵の仕事の1つを一人でこなせ、自分の回復は勿論機動力を生かして味方に補給する事も容易。 味方に馬を任せ騎兵・馬の二段構えでポーチを配りまくる事も出来るし、エリート兵が乗れば回復と補給を一人でこなしつつ戦闘を行えるため、継戦能力が大幅に上昇する。 但し、連続で1つまでしか出せない点には注意。 #br #br 更に包帯ポーチを使用(設置)した時、馬と騎手のライフが徐々に回復する効果を付与する(ダメージを受けるまで持続)。 一時撤退した後、回復して素早く前線復帰する事ができる。 :グレネード| --軽量対戦車グレネード 1つでは威力が控えめだが、2つ投げられることで弱点をカバーしている。 対ビークルには勿論、対歩兵にも十分な威力を発揮できる。また騎兵戦になった時に2個連続で当てる事でキル出来る。 腕前に自信があるなら習得してみよう。 即座に投げられるので、近接武器を構えていた時のバックアップにも最適。 #br ---- -&color(Maroon){''RETICULE''};(画像クリックで展開) &attachref(./馬クロスヘア.jpg,50%); #br **ビジュアル [#na944303] //|CENTER:530|c //|&ref(./画像名称.jpg,nolink,50%);| //|鹿毛(デフォルト)| |CENTER:530|c |&ref(./薄墨毛&スモーキーブラック.jpg,nolink,50%);| |スモーキーブラック(左) 薄墨毛(右)| -スモーキーブラックは「Lawrence of Arabia」パックに付属のビジュアル //|CENTER:530|c //|&ref(./画像名称.jpg,nolink,50%);| //|ホワイトグレー &ref(画像置場/icon-cavalry.png,nolink,35%);10| |BGCOLOR(#ddd):|BGCOLOR(#ddd):CENTER:150|CENTER:350|c |>|BGCOLOR(#555):COLOR(White):ビジュアル|解説|h |&ref(./デフォルト.png,nolink);|デフォルト(鹿毛)|標準カラーリング。&br;最も一般的な毛色の1つ。鹿の毛のように茶褐色で、長毛と四肢は黒色を帯びる。| |&ref(./スモーキーブラック.png,nolink);|スモーキーブラック&br;&ref(画像置場/exclamation mark.png,nolink,40%,アイテムパック);|アラビアのロレンスの黒馬(馬の追加ビジュアル)| |&ref(./ホワイトグレー.png,nolink);|ホワイトグレー&br;&ref(画像置場/icon-cavalry.png,nolink,40%,騎兵ランク10); 10|日本では芦毛(あしげ)と言われる。灰色の毛色。生まれたときは灰色や黒、もしくは母親と同じ毛色であったりするが、年を重ねるにつれ白くなっていく。| |&ref(./薄墨毛.png,nolink);|薄墨毛|被毛は薄墨色で、長毛と四肢の下部は黒色である。| **生物学的特長 [#r1af8219] 首と頭が長く、長い四肢をもつ。角はない。 各脚とも第3指を残し他の指は退化している。よく発達した蹄(ひづめ)をもち、硬い土の上を走ることが出来る。 長い尾と、頭から首の上部にかけての鬣(たてがみ)を除くと、全身の毛は短いが、ある程度の寒冷地での生活にも耐えられる。 優れた嗅覚をもつが、毒草や血のにおいなどを嗅ぎ分けることは出来ない。 顔の両側に目が位置するため視野が広いが、反面、両眼視出来る範囲は狭いため、距離感をつかむことは苦手とする。 走るときに背中が湾曲しないため、乗用に用いることが出来る。 一般に、立ったまま寝ることでも知られるが、本当に安全な場所であれば、横になって休むこともある。 *兵器紹介 [#m7088cd9] #htmlinsert(youtube,id=XjiA8ACoB2o) #br 騎兵、すなわち騎乗する兵士は、徒歩歩兵よりも機動力・攻撃力に優れ、攻撃・偵察・伝令・警戒など軍隊に必要な様々な役割を果たす便利兵科である。 その走りは人類史上動物の利用が始まった時期と重なり、紀元前2500年、シュメール文明の絵画に騎兵が描かれている。 しかしこの騎兵は現在イメージされる騎兵ではない。「戦車」(チャリオット)である。(ちなみにシュメールには馬がいなかったのでロバを使った) &attachref(./E382A8E382B8E38397E38388E381AEE38381E383A3E383AAE382AAE38383E383882E706E67.png,nolink,20%); チャリオットとは板に車輪を二つ付け、2人~3人が板に乗り、2頭ないし4頭の馬に引かせる兵器である。 古代において、チャリオットはその保有数がそのまま戦力指標となるほど重要な主力兵器であるが、一方で弱点も多かった。 まず平原でしか使えないこと。シートベルトなんかこんな時代にはない。平原ですらちょっとした段差で乗員は宙を舞う。 そして操縦が非常に難しいこと。動力は馬である。それも2頭ないし4頭である。御者は馬をなんとかして操り、乗員が投げ出されないよう、ドリフト走行で旋回する羽目になる。 強いには強いのだが、人的コストも育成コストも嵩み、なおかつ有効活用できる戦場が極めて限られるというハイリスクハイリターンな兵器であった。 #br そこで登場したのが1頭の馬に1人で騎乗する、現代的な「騎兵」。チャリオットよりもローリスクでかつハイリターンな兵器である。 この「騎兵」が登場したのは紀元前1500年くらいであるが、それが主力兵器にまでなったのは「鞍」と「鐙」が登場してからのことであった。(中央アジア圏ではずっと前から主力兵器・・・というかそれしかなかったが) 「鞍」のない裸馬は乗りにくく、馬への負担は大きい。「鐙」がなければ騎乗姿勢が安定せず、馬上戦闘は相当の熟練を要する。 「鞍」の発明は紀元前1200年ぐらいの地中海。結構早いのだが、気軽に馬上戦闘を行うために必要な「鐙」の発明はなんと紀元「後」4世紀の中国と、かなり遅れることになった。更にヨーロッパに伝わったのは7世紀である。 #br 7世紀と遅くなったとはいえ、「鞍」と「鐙」の登場によって「騎兵」はここから急速に発展を遂げる。 まず登場したのは重装騎兵である。中世ヨーロッパに限らず、中央アジア・西アジアでも、「鐙」の登場により騎兵の重装化が可能となった。 &attachref(./E9878DE9A88EE585B52E6A7067.jpg,nolink,30%); 但しこの重装騎兵、なんだかんだ言って非常に重かったため、馬も思うような速力が出せない。そのためこの重装騎兵は、戦闘全てで用いられる「主力兵器」ではなく、もっぱら最終的な勝敗を決する「決戦兵器」として用いられていた。 とはいえ「大迫力の突撃で一気に勝敗を決する」重装騎兵団は当時の花形、ヒーロー、男の中の男、イケメンであったことは間違いなく、中世が騎士の時代といわれるゆえんはここにある。 &color(Silver){(騎兵の突撃までのお膳立てとして死んでいく一般歩兵からすればひどい話だが)}; #br その後時代が下り、中世も末期になると、歩兵側も様々な対重装騎士戦術を編み出していく。 その中で生み出されたのが「弩」やら「ロングボウ」やら「パイク」やら「ハルバート」である。 これら新兵器の登場によって、「重装騎兵が歩兵の返り討ちに遭う」というこれまで考えられなかった事態が生み出され、重装騎兵の存在意義は雀の涙ほどになってしまった。 更に「銃」の登場が重装騎兵の息の根をとめようとしている・・・。 #br このように今や虫の息の重装騎兵だが、「騎兵」そのものの機動力は馬鹿にできたものではない。 そこで各国「騎兵」の新たな運用を模索していき、一つの考えに思い至る。 「騎兵も銃使えば良いんじゃね?」 ここで登場したのが銃を装備する胸甲騎兵、銃を装備する歩兵でありながら移動手段として馬を使う竜騎兵である。 &attachref(./E883B8E794B2E9A88EE585B5E381AEE98EA72E6A7067.jpg,nolink,20%); こいつらはとんでもなく強かった。胸甲騎兵は遠距離から走り回りながら一方的に銃撃してくるし、距離が縮まればサーベル構えて突進してくる。竜騎兵は戦闘時にはただの歩兵だが、神出鬼没で始末に負えない。 更に時代が下ると、戦闘ではなく偵察に特化した軽騎兵が登場する。 戦場の花形、騎兵の復活。その辺のテクテク歩くカスな歩兵に騎兵は負けないのだ。騎兵最高!やっぱり戦場の主人公は騎兵だよね!! #br というのは18世紀~19世紀前半ぐらいの話である。 ナポレオンの時代はよかったが、その後銃火器が急速に発展し、素早いリロードが可能な後装式銃やら弾幕を張れる機関銃が生まれると、歩兵に人馬一体で突撃してくる騎兵はただのでかい的になってしまう。 かつてのリロードが遅く精度も悪い銃器なら走り回る馬に当てるのは至難の業だったが、弾幕を張れば関係ない。 兵力と火力の密度の高い第一次世界大戦の西部戦線では騎兵が大戦果を上げられるのは極めて限られた状況であり、もっぱら偵察や伝令での活躍である。ほとんど裏方仕事であった。 しかし、兵力や火力の密度が低くさらにインフラも劣悪であった東部戦線及びその後のロシア内戦においては当時の自動車より悪路の走破性が高く歩兵よりも機動力の高い騎兵は重宝され、 機動力の高い歩兵として戦線に空いた穴をふさいだり、敵戦線後方奥深くに浸透して補給線や司令部を襲撃して暴れまわったりなど縦横無尽の活躍を見せた。 第二次世界大戦までには自動車技術の発展によって維持費が嵩む騎兵は各国で急速に削減されていったが、それでも様々な事情で自動車の運用に制約のあった国々では第二次世界大戦でも騎兵は戦い続けた。 特にインフラが貧弱で自動車が常に不足気味だったソ連軍は最後まで騎兵を大規模かつ組織的に運用し続けた軍隊である。 戦車と自走砲に支援された騎兵大集団である騎兵機動群(CMG)による敵戦線後方への襲撃は枢軸国の防衛線を麻痺させて主力部隊の進撃を容易にし、攻撃において重要な役割を担った。 現代では精々儀礼目的やステータスとしての意味しか持っていない。&color(Silver){後はイギリスが暴徒化したデモの鎮圧のために騎兵隊列で突撃したりしている、確かに鎮圧効果は高そうである。}; //#htmlinsert(youtube,id=) #br -[[コーデックス/馬と伝書鳩]] *ビジュアル・ゲーム内映像 [#image] *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,)