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> Martini-Henry
Martini-Henry
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&attachref(./image.png,nolink,80%); 大型の黒色火薬弾を発射する元込め式単発ライフル。ズールー戦争、ボーア戦争、第一次世界大戦において使われた。 |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):分類|''[[偵察兵]] / シングルアクションライフル''| |製造国|&ref(画像置場/イギリス.png,nolink); イギリス| |設計 / 製造|フリードリッヒ・フォン・マルティニ スコッツマン・アレクサンダー・ヘンリー| |使用弾薬|.577/450マルティニ・ヘンリー弾 | |銃剣突撃|可能| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):141|BGCOLOR(#555):COLOR(White):50|>|>|240|c |>|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):プリセット|BGCOLOR(#aaa):''歩兵''|BGCOLOR(#aaa):''狙撃''|BGCOLOR(#aaa):| |>|解除条件|兵科ランク 10 / &ref(画像置場/WB.png,nolink); 200|[[説明文参照>Martini-Henry#tips]]|| |>|装弾数|1/29|1/29|| |>|射撃モード|&ref(画像置場/mode1.png,nolink);|&ref(画像置場/mode1.png,nolink);|| |>|ダメージ(最大-最小)|112-70|112-70|| |>|ダメージ&br;(増加開始距離-[適性距離]-減衰終了距離)|20-[30-&color(Green){42-68};-80]-140|20-[30-&color(Green){42-68};-80]-140|| |>|ダメージ(イメージ)|BGCOLOR(#222):&attachref(./2017年03月25日現在ダメージモデル.png,nolink,75%);|BGCOLOR(#222):&attachref(./2017年03月25日現在ダメージモデル.png,nolink,75%);|| |>|連射速度|25rpm|25rpm|| |>|弾速|440m/s|440m/s|| |>|重力落下|12m/s2|12m/s2|| |>|反動|左1/上10/右1&br;初弾反動倍率1倍&color(Green){(減少速度4.5/s)};|左1/上10/右1&br;初弾反動倍率1倍(減少速度3/s)|| |拡散|ADS|静止:0/移動:1|静止:0/移動:1|| |~|腰だめ|静止:立2.5 屈2 伏1.5&br;移動:立4 屈3.5 伏3|静止:立2.5 屈2 伏1.5&br;移動:立4 屈3.5 伏3|| |最大拡散値|ADS|静止:2/移動:3|静止:2/移動:3|| |~|腰だめ|静止:立3.5 屈3 伏2.5&br;移動:立5 屈4.5 伏4|静止:立3.5 屈3 伏2.5&br;移動:立5 屈4.5 伏4|| |拡散連射増加数&br;(減少速度)|ADS|0 初弾拡散倍率1倍&color(Green){ (10.05/s)};|0 初弾拡散倍率1倍 (6.7/s)|| |~|腰だめ|1 初弾拡散倍率1倍 (10.05/s)|1 初弾拡散倍率1倍 (10.05/s)|| |>|リロード時間|1発2.3s|1発2.3s|| |>|持ち替え時間|0.9s|0.9s|| &size(10){2017/05/02現在}; #include(銃器補足事項,notitle) *特徴、アドバイス、補足 [#tips] マルティニ・ヘンリー。偵察兵に習熟した者が使える黒色火薬弾を用いた旧世代の遺物。 シングルアクションライフル中最も最低威力が低く、もっとも弾速が遅く、また装弾数が1発しかないためレートも最も遅い。さらに縦反動も最も大きい。(ただ縦反動は装弾数的にデメリットでは無いが) しかし特徴的な点として、本銃の適性距離はスナイパーライフルの中で二番目に近く、中距離戦闘に特化している。(トップは[[Vetterli-Vitali M1870/87>Vetterli-Vitali M1870/87]])また適性距離の広さは[[M1903]]と並びトップ。 また特筆すべきことに、42m~68mでは最大ダメージ112をマークする。この距離では胴体だけでなく上腕に当てても1発キルが可能。 30m以内では一撃とはならないが、そのくらいの距離であれば1発撃ち込んでからハンドガンでトドメを刺せば済む。 :歩兵(Infantry)| 反動減少速度、拡散減少速度が強化された。完全なる中距離向け。アイアンサイト仕様。 前線を突き進む運用に向いている。 :狙撃(Sniper)| 高倍率スコープを装備したモデル。 本銃の適性距離や弾速を考えるとあまり遠距離向けであるとは言えず、イマイチ噛み合ってないところがある。 しかし適性距離で確実に胴体・上腕を狙うのにスコープは便利であり、利点は十分にある。&color(Silver){その綺麗な上半身をぶっ飛ばしてやる。}; #region(&color(Maroon){''解除条件''};) --Martini-Henryで300キルを達成する --[[銃剣突撃>銃剣]]で25キルを達成する #endregion #br ---- #include(パッチ注釈,notitle) -2016年12月13日パッチ --頭や胴体上部以外の部位にも多すぎるダメージを与えることができていた仕様を修正。 同カテゴリのライフルと同じように、胴体下部と上腕には0.9倍、足と下腕には0.75倍のダメージとなるように。 --1回の補給で5発の弾を補充するように。 -2017年2月14日パッチ --ダメージモデル変更。適性距離は変わっていないが、適性距離でのダメージが112となっている。これにより42-68なら上腕に当てても一撃となった。 --少し分かりづらいが、ダメージ100の適性距離(30m~80m)の中に、更に威力の高い範囲(42m~68m)が追加されたと言うことである。 -2017年4月27日 --狙撃モデル実装。 #br ---- #br -&color(Maroon){''IRON SIGHTS''}; &attachref(./He.JPG,nolink,35%); *ゲーム内映像 [#image] #htmlinsert(youtube,id=WbOAfkczSSM) *銃器紹介 [#introduction] #htmlinsert(youtube,id=BJtjy-2K5m0) ↑各植民地戦争を通して判明した弾詰まり問題を解決すべく、薬莢の強制排出をしやすくするためにレバーを延長してトルクを上げたモデルである。((ちなみにこの動画投稿者、弾薬が手に入りにくいためか、単に本人がガンスミスだからなのか薬莢の再利用だけでなく銃弾まで自分で鋳造している)) #br マルティニ・ヘンリー銃。 1870年に設計され、1871年~1891年の間に製造された単発式のレバーアクション式小銃。 いわゆるスナイドル銃の後継としてイギリス軍によって開発され、イギリス軍の制式採用小銃としては初の金属製薬莢を用いる小銃であった。 生産中にいくつかの改良が加えられており、Mk1~Mk4までが存在する。おそらく今作に登場するのはMk4である。 また様々な地域で複製品が生産されており、本銃を使用する国家・勢力は大英帝国域内にとどまらない。 なんと日本にも伝来しており、慶応4年には庄内藩で制式採用され、明治4年には大日本帝国海軍海兵隊((といっても上陸作戦部隊ではなく、敵艦に乗り込んで白兵戦を行う部隊))でも採用され、海兵隊解体後もスナイドル銃と共に村田銃が登場するまで用いられていた。 #br 本銃の使用する弾薬はいわゆる.577/450実包と呼ばれるものであり、スナイドル銃で用いられていた.577実包(半金属製)と同じくボトルネック形状をしていたが、火薬量が増えており反動が強烈であったらしい。 レバーアクションだがこれは再装填に用いるものではなく、空薬莢を排出するための仕組みである。 #br 本銃はこれまでの小銃に比して速射性に優れ、それなりに革新的ではあったのだが問題も多く、 特にレバーアクション式であることによって匍匐状態での再装填が難しいという難点を抱え、また速射性が向上したといってもあくまで一発しか装填できないため限界があった。 そのため本銃はいくらかの改良が加えられたエンフィールド・マルティニ銃との更新が進められていたのだが、1888年その完了を待たずにボルトアクション式で非脱着式10発マガジンを用いるリー・メトフォード銃(Lee-Metford)への更新が決定されてしまった。 とはいえなんだかんだ言って1904年までは更新が完了せず、どういうわけか第一次大戦終結までは用いられていたりするのだが。 #br 本銃が活躍したのは主に第一次大戦以前のイギリス植民地戦争であり、特に1879年のズールー戦争では139名の英軍兵士が本銃を用いて約1,000名のズールー戦士からの防衛戦に勝利している。 しかし同じズールー戦争や他の植民地戦争では過酷な環境によって排莢不良・弾詰まりが相次ぐなど本銃の弱点が足を引っ張っており、改修を迫られたりもしている。 #br 今作に登場する本銃用の銃剣は鋸のように歯が生えているが、これは刺突よりも叩き切ることに主眼を置いたものであり、また戦闘以外の様々な用途に用いられていた。 しかしながら本銃の基本的な銃剣であったわけではなく、実際の使用は限定的であった。 また本銃には散弾仕様も存在しており、グリーナー警察用散弾銃と呼ばれている。 #br #htmlinsert(youtube,id=sItsPXBjKJs) &size(9){面白い参考動画を見つけたので貼っておく。}; *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,)
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&attachref(./image.png,nolink,80%); 大型の黒色火薬弾を発射する元込め式単発ライフル。ズールー戦争、ボーア戦争、第一次世界大戦において使われた。 |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):分類|''[[偵察兵]] / シングルアクションライフル''| |製造国|&ref(画像置場/イギリス.png,nolink); イギリス| |設計 / 製造|フリードリッヒ・フォン・マルティニ スコッツマン・アレクサンダー・ヘンリー| |使用弾薬|.577/450マルティニ・ヘンリー弾 | |銃剣突撃|可能| |BGCOLOR(#555):COLOR(White):141|BGCOLOR(#555):COLOR(White):50|>|>|240|c |>|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):プリセット|BGCOLOR(#aaa):''歩兵''|BGCOLOR(#aaa):''狙撃''|BGCOLOR(#aaa):| |>|解除条件|兵科ランク 10 / &ref(画像置場/WB.png,nolink); 200|[[説明文参照>Martini-Henry#tips]]|| |>|装弾数|1/29|1/29|| |>|射撃モード|&ref(画像置場/mode1.png,nolink);|&ref(画像置場/mode1.png,nolink);|| |>|ダメージ(最大-最小)|112-70|112-70|| |>|ダメージ&br;(増加開始距離-[適性距離]-減衰終了距離)|20-[30-&color(Green){42-68};-80]-140|20-[30-&color(Green){42-68};-80]-140|| |>|ダメージ(イメージ)|BGCOLOR(#222):&attachref(./2017年03月25日現在ダメージモデル.png,nolink,75%);|BGCOLOR(#222):&attachref(./2017年03月25日現在ダメージモデル.png,nolink,75%);|| |>|連射速度|25rpm|25rpm|| |>|弾速|440m/s|440m/s|| |>|重力落下|12m/s2|12m/s2|| |>|反動|左1/上10/右1&br;初弾反動倍率1倍&color(Green){(減少速度4.5/s)};|左1/上10/右1&br;初弾反動倍率1倍(減少速度3/s)|| |拡散|ADS|静止:0/移動:1|静止:0/移動:1|| |~|腰だめ|静止:立2.5 屈2 伏1.5&br;移動:立4 屈3.5 伏3|静止:立2.5 屈2 伏1.5&br;移動:立4 屈3.5 伏3|| |最大拡散値|ADS|静止:2/移動:3|静止:2/移動:3|| |~|腰だめ|静止:立3.5 屈3 伏2.5&br;移動:立5 屈4.5 伏4|静止:立3.5 屈3 伏2.5&br;移動:立5 屈4.5 伏4|| |拡散連射増加数&br;(減少速度)|ADS|0 初弾拡散倍率1倍&color(Green){ (10.05/s)};|0 初弾拡散倍率1倍 (6.7/s)|| |~|腰だめ|1 初弾拡散倍率1倍 (10.05/s)|1 初弾拡散倍率1倍 (10.05/s)|| |>|リロード時間|1発2.3s|1発2.3s|| |>|持ち替え時間|0.9s|0.9s|| &size(10){2017/05/02現在}; #include(銃器補足事項,notitle) *特徴、アドバイス、補足 [#tips] マルティニ・ヘンリー。偵察兵に習熟した者が使える黒色火薬弾を用いた旧世代の遺物。 シングルアクションライフル中最も最低威力が低く、もっとも弾速が遅く、また装弾数が1発しかないためレートも最も遅い。さらに縦反動も最も大きい。(ただ縦反動は装弾数的にデメリットでは無いが) しかし特徴的な点として、本銃の適性距離はスナイパーライフルの中で二番目に近く、中距離戦闘に特化している。(トップは[[Vetterli-Vitali M1870/87>Vetterli-Vitali M1870/87]])また適性距離の広さは[[M1903]]と並びトップ。 また特筆すべきことに、42m~68mでは最大ダメージ112をマークする。この距離では胴体だけでなく上腕に当てても1発キルが可能。 30m以内では一撃とはならないが、そのくらいの距離であれば1発撃ち込んでからハンドガンでトドメを刺せば済む。 :歩兵(Infantry)| 反動減少速度、拡散減少速度が強化された。完全なる中距離向け。アイアンサイト仕様。 前線を突き進む運用に向いている。 :狙撃(Sniper)| 高倍率スコープを装備したモデル。 本銃の適性距離や弾速を考えるとあまり遠距離向けであるとは言えず、イマイチ噛み合ってないところがある。 しかし適性距離で確実に胴体・上腕を狙うのにスコープは便利であり、利点は十分にある。&color(Silver){その綺麗な上半身をぶっ飛ばしてやる。}; #region(&color(Maroon){''解除条件''};) --Martini-Henryで300キルを達成する --[[銃剣突撃>銃剣]]で25キルを達成する #endregion #br ---- #include(パッチ注釈,notitle) -2016年12月13日パッチ --頭や胴体上部以外の部位にも多すぎるダメージを与えることができていた仕様を修正。 同カテゴリのライフルと同じように、胴体下部と上腕には0.9倍、足と下腕には0.75倍のダメージとなるように。 --1回の補給で5発の弾を補充するように。 -2017年2月14日パッチ --ダメージモデル変更。適性距離は変わっていないが、適性距離でのダメージが112となっている。これにより42-68なら上腕に当てても一撃となった。 --少し分かりづらいが、ダメージ100の適性距離(30m~80m)の中に、更に威力の高い範囲(42m~68m)が追加されたと言うことである。 -2017年4月27日 --狙撃モデル実装。 #br ---- #br -&color(Maroon){''IRON SIGHTS''}; &attachref(./He.JPG,nolink,35%); *ゲーム内映像 [#image] #htmlinsert(youtube,id=WbOAfkczSSM) *銃器紹介 [#introduction] #htmlinsert(youtube,id=BJtjy-2K5m0) ↑各植民地戦争を通して判明した弾詰まり問題を解決すべく、薬莢の強制排出をしやすくするためにレバーを延長してトルクを上げたモデルである。((ちなみにこの動画投稿者、弾薬が手に入りにくいためか、単に本人がガンスミスだからなのか薬莢の再利用だけでなく銃弾まで自分で鋳造している)) #br マルティニ・ヘンリー銃。 1870年に設計され、1871年~1891年の間に製造された単発式のレバーアクション式小銃。 いわゆるスナイドル銃の後継としてイギリス軍によって開発され、イギリス軍の制式採用小銃としては初の金属製薬莢を用いる小銃であった。 生産中にいくつかの改良が加えられており、Mk1~Mk4までが存在する。おそらく今作に登場するのはMk4である。 また様々な地域で複製品が生産されており、本銃を使用する国家・勢力は大英帝国域内にとどまらない。 なんと日本にも伝来しており、慶応4年には庄内藩で制式採用され、明治4年には大日本帝国海軍海兵隊((といっても上陸作戦部隊ではなく、敵艦に乗り込んで白兵戦を行う部隊))でも採用され、海兵隊解体後もスナイドル銃と共に村田銃が登場するまで用いられていた。 #br 本銃の使用する弾薬はいわゆる.577/450実包と呼ばれるものであり、スナイドル銃で用いられていた.577実包(半金属製)と同じくボトルネック形状をしていたが、火薬量が増えており反動が強烈であったらしい。 レバーアクションだがこれは再装填に用いるものではなく、空薬莢を排出するための仕組みである。 #br 本銃はこれまでの小銃に比して速射性に優れ、それなりに革新的ではあったのだが問題も多く、 特にレバーアクション式であることによって匍匐状態での再装填が難しいという難点を抱え、また速射性が向上したといってもあくまで一発しか装填できないため限界があった。 そのため本銃はいくらかの改良が加えられたエンフィールド・マルティニ銃との更新が進められていたのだが、1888年その完了を待たずにボルトアクション式で非脱着式10発マガジンを用いるリー・メトフォード銃(Lee-Metford)への更新が決定されてしまった。 とはいえなんだかんだ言って1904年までは更新が完了せず、どういうわけか第一次大戦終結までは用いられていたりするのだが。 #br 本銃が活躍したのは主に第一次大戦以前のイギリス植民地戦争であり、特に1879年のズールー戦争では139名の英軍兵士が本銃を用いて約1,000名のズールー戦士からの防衛戦に勝利している。 しかし同じズールー戦争や他の植民地戦争では過酷な環境によって排莢不良・弾詰まりが相次ぐなど本銃の弱点が足を引っ張っており、改修を迫られたりもしている。 #br 今作に登場する本銃用の銃剣は鋸のように歯が生えているが、これは刺突よりも叩き切ることに主眼を置いたものであり、また戦闘以外の様々な用途に用いられていた。 しかしながら本銃の基本的な銃剣であったわけではなく、実際の使用は限定的であった。 また本銃には散弾仕様も存在しており、グリーナー警察用散弾銃と呼ばれている。 #br #htmlinsert(youtube,id=sItsPXBjKJs) &size(9){面白い参考動画を見つけたので貼っておく。}; *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,)