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Chauchat のバックアップ(No.21)
脱着式マガジンと極めて珍しいロングリコイル機構を備えたフランスの自動小銃。
現在 用語については武器の性能表についてを参照してください。 特徴、アドバイス、補足
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主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。

FM mle1915軽機関銃(Fusil-Mitrailleur mle 1915 CSRG)。通称ショーシャ軽機関銃。1915年に開発されたフランス軍の軽機関銃である。
CSRGは開発者のポール・リベイロールス(Paul Ribeyrolles)、シャルル・シュター(Charles Sutter)、ルイ・ショーシャ(Louis Chauchat)の三人の苗字とグラディエートル(Gladiator)という製造業者の頭文字をとった通称。
この三人の開発者はRSC 1917の開発者でもある。
おそらく最も有名な軽機関銃である。悪い意味で。
設計構想は「完全に一人で扱える軽量な自動火器を作ろう」というもので、現在のアサルトライフルそのものと言ってもいい、時代を20年以上先取りした超先進的なものであった。*1
そしてこのコンセプトを元に設計し、更に「そうだ小さい工場でも作れるように部品の精度適当でも動くようにすれば生産性も良くなるな」という、さながらAK47の如き発想も加えられ、最先端のプレス加工も採用。
1915年、このショーシャ軽機関銃が誕生した。
このショーシャ軽機関銃、当時の連合国主力軽機関銃よりも2kg以上軽く、部品公差が大きいため生産性は抜群。
弾薬は主力小銃Lebel Model 1886と同じ8×50mmR Lebelライフル弾を用いるので弾薬供給にも困らず、威力も良好。
装弾数は20発。弾倉が張り出して伏せ撃ちの邪魔にならないよう半円形弾倉に収められる。それも残弾確認用の窓までついている。
20発は少なめとも言えるが、BAR M1918と同弾数であるし、生産性の高さを活かして全兵士に供給するつもりであったので大した問題ではない。
また取り回しの良さを求めてピストルグリップを採用している。
ここまで書くと名銃である。しかしRSC 1917と同様に、前線での評価はよろしくなかった。というか最悪であった。
本来なら名銃になるはずの要素がことごとく裏目に出たのである。
もう面倒なので箇条書きにする。
・超軽量→銃が反動軽減のカウンターウェイトにならない=反動強すぎ
・最先端のプレス加工→最先端=洗練されていない=壊れやすい
・公差の大きな部品設計→つまりはそもそも設計がガバガバ=壊れやすい
・半円形弾倉→これもプレス加工なのですぐ変形して給弾不良
・残弾確認窓→泥や水や砂塵が侵入して給弾不良
・冷却機構が不完全→元々の壊れやすさとの相乗効果
最悪である。
アメリカ軍はこれを7000挺購入したが、大半のアメリカ兵は本銃を投げ捨ててドイツ軍の軽機関銃を使った。
このように最悪の軽機関銃であるが、調達数も多かったためこれで戦い抜いた兵士も結構いる。
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