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M1917 Enfield のバックアップ(No.9)
このライフルは設計中に.30-06弾用に改変され、装弾数6発のマガジンを装備しているが、給弾には依然、5発クリップが用いられている。
特徴、アドバイス、補足
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| ▼ | 解除条件 |
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主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。

イギリス製小銃のP14を30_06スプリングフィールド弾仕様にしたのがM1917 Enfield である。
そもそも第一次世界大戦勃発前、イギリスは主力歩兵銃としてSMLE小銃を配備していた。しかしSMLEが使用する.303ブリティッシュ弾は元々黒色火薬を使用する銃弾で、弾倉や弾帯による装填には不向きであり、ドイツ製のモーゼル小銃やアメリカ製のスプリングフィールド小銃と比較しても、SMLEの長射程での正確性は劣っていた。これを受けて英国では新型弾薬及びそれを使用する為の新型小銃の設計が始められた。こうして1913年に開発された新型小銃パターン1923(P13)のデザインはドイツ製モーゼル小銃に強い影響を受けたデザインで、新型銃弾はより強力なリムレスの.276口径弾で、.276エンフィールド弾と呼ばれた。しかし既存の.303ブリティッシュ弾と別に新たな弾薬を生産することで生産、補給の混乱を招くことからこれらは配備されずに第一次世界大戦が勃発してしまう。
続く1914年には.303ブリティッシュ弾を使用しつつ遠距離性能を高めたパターン1914(P14)が開発された。機関部上に設けられた耳と通称されるガードの付いた照門や犬足と通称されたボルトハンドル、太鼓腹と通称された弾倉部が外見上の特徴であった。機構はコックオンクロージング方式などが採用され、高い速射性を持つと同時に、強度と剛性も備え、また比較的重い銃身を備えていた事で精度も高かった。
大戦によって銃需要が高まったこともあり今度こそ採用…とはなったのだが前線には配備されなかった。P14は遠距離射撃能力で優れていたものの、弾倉容量と重量でSMLEで劣っていた。そして前線で求められたのは発砲数であり、弾倉容量と取り回しでSMLEに劣るP14は塹壕戦では不適とみなされたのだ。しかし銃不足であったのは事実であり、英国はアメリカに銃生産を発注し、P14をアメリカで生産させて後方部隊へ配備させた。
そして1917年、アメリカの大戦参戦決定によりアメリカでも銃需要が増したことで、P14で30_06スプリングフィールド弾を撃てるようにした上でアメリカ軍に配備することにした。こうして生まれたのがM1917 Enfield である。M1903と共に制式小銃として配備されていたが、その割合はすぐにM1903を上回った。1918年11月11日の段階で、フランスに展開したアメリカ遠征軍のおよそ75%はM1917で武装していたという 。
大戦終了後は大部分が処分されたが、一部は第二次世界大戦でも用いられ、デンマーク海軍の精鋭部隊では現在でも儀礼用小銃として本銃を使用しているという。
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