用語については武器の性能表についてを参照してください。
警戒兵で解説。
MG08重機関銃(Maschinengewehr 08)は、ハイラム・マキシムが1884年に設計したマキシム機関銃を基に設計され、1908年にドイツ帝国陸軍で制式採用された第一次世界大戦時のドイツ軍の標準的機関銃。 ドイツ武器弾薬製造会社だけでなくシュパンダウ造兵廠でも製造されたため、シュパンダウ機関銃とも呼ばれる。 水冷式であり、銃身の水冷ジャケットには4リットルの冷却水が入れられていた。 ベルト給弾方式であるが、現在主流の金属製ベルトではなく、布製である。 本銃の重量は62kgであり、またピストルグリップや銃床がないためあくまでも設置式の機関銃である。 二次大戦初期にも用いられ、一時MG42の制式化後に退役したが、二次大戦末期の兵器不足によりまた引っ張り出されて使われている。
一次大戦中にいくつか派生モデルが登場しており、BF1に登場するのはその一つのMG08/15。 水冷ジャケットの容量を2.8リットルに減らし、三脚を二脚に変更するなどによって元々62kgの重量をなんと18kgまで軽量化、 さらに邪魔な弾薬ベルトを収納するドラムケースを使えるようにし、ピストルグリップと銃床を追加することで移動しながら使えるようにし、徹底的な利便性向上を図ったもの。 事実上軽機関銃化であり、扱い易さから本家MG08よりも大量に生産され、用いられた。 しかしあまりにも大量に用いられたため、本銃の旧式化後には「08/15」は「凡庸なもの」を指すスラングなってしまっている。不名誉なのか名誉なのか。 また援護兵のMG15 n.A.は本銃を参考に旧式のMG15機関銃を改修したものである。
他の派生モデルには戦闘機機銃用のlMG08/15、その軽量型LMG08/15、MG08/15を空冷化して更に軽量化したMG08/18がある。
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