フランス騎兵隊の将校が戦場に持ち込んだサーベル。
要するにフランス騎兵隊用のキャバリーソードである。 実はサーベルとはオランダ語であり、英語ではセイバー、フランス語でサーブルという。 刃は日本刀に似ているが、日本刀より刀の反りが大きく、さらに刃の先端1/3部分に裏刃がついていたりと、日本刀より斬りやすい構造となっている。さらに片手握りのためレイピアのように刺突も可能だがレイピアよりも扱いやすく、中世から近世にかけて騎兵を中心に多用され、現在でも正装や礼装、儀式時など限定的だが使われ続けている。 旧日本軍も明治期に軍刀としてサーベルを導入したが、日本人にとっては日本刀のほうが馴染み深いこともあって、後に日本古来の太刀を基にしたものに変わっている。
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