ありあわせの鋼材を折り曲げ、尖らせた、粗野な造りのナイフ。
ありあわせの鋼材で作られたからといって侮ることなかれ。 急所を狙えばボールペンでも人は殺せるのだ。尖ったネイルナイフならなおさらだろう。 しかも先が細いことで、警戒兵でさえ隙間を突けば倒せるに違いない。
ちょっと嘘をついた。 性能はコンバットナイフと同じ。警戒兵を倒すにはしっかり背後をとろう。 トレンチフルールはこれの発展形である。
モデルになったのはいわゆるフレンチ・ネイル(French Nail)。 第一次世界大戦中、フランス軍の前線で、ドイツの鉄筋コンクリートの鉄筋を加工して作られた即席武器である。 即席武器ではあるが侮ることなかれ、鋼材で手を防御するナイフという形式を持っているが、これ実はトレンチナイフの走りである。 これを元にフランス軍はトレンチナイフの開発を進め、アメリカはその後を追う形でUSトレンチナイフを開発していた。
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