キャバリーランス のバックアップの現在との差分(No.1)
BG200|489|c ![]()
特徴、アドバイス、補足
DLCIn the Name of the Tsar所持プレイヤー限定で、出撃待機画面で騎兵の装備変更(PS4ならL2R2で可能)で格闘武器をキャバリーソードから本武器に変更する事で使用可能。 非スプリント状態では薙ぎ払い攻撃(感覚はサーベルに近い)、スプリント状態では前に比較的長いリーチをもつ突き攻撃が可能。突進攻撃については後述。 騎乗時限定であり、下馬時の格闘武器はソードになる。 最大の特徴はズームボタンで突進攻撃ができることである。騎兵版の銃剣突撃と言った感じで、発動中は速度が上がる代わりに旋回半径が大きくなる。判定はかなりシビア。突進攻撃に成功すると貫通キルと表示され150のボーナスポイントが貰える。さらにソードやランスの斬りつけと異なり純粋に格闘攻撃として扱われるため攻撃を受けた相手は蘇生不可、リスポーン待ち時間増加のペナルティを受ける。再突撃には若干時間を置く必要があるが、銃剣突撃とは異なりダッシュ不可のペナルティは存在しない。 ただし、一度にキルできるのは一人だけのため、複数人を相手に奇襲する場合には普通にランスを振り回した方がキルは多く取れる。また、発動時は大きく隙ができること、判定がかなりシビアなこと、また騎兵の耐久力が低くなったことを考えると不用意な使用は禁物である。特に真正面から複数人に対して突撃しようものならあっという間に蜂の巣である。基本的には孤立した敵に突撃しよう。 その他、ソードとの違いはソードより判定が前に長く、横に狭い。またソードよりも長く目立つ。斬りつけ動作もランスを振り回したりするなどソードとは大きく異なるためただ斬りつけるだけでも慣れが必要。 ゲーム内映像
武器紹介
見ての通り騎兵用の槍である。 ナポレオン戦争の頃のヨーロッパの「下手な槍持ちは下手な刀持ちより役に立たない」という格言の通り 長くて重い槍を揺れる馬上で振り回し、正確に敵に突き刺し更にその衝撃に耐えなければならないことから、騎兵銃やサーベル等と比べても使いこなすにはかなりの熟練を要する。 紀元前から槍は騎兵の伝統的な武器だったが、様々な事情によりヨーロッパでは17世紀までには殆ど使われなくなっていった。 しかし18世紀以降に騎兵突撃が見直されるようになると、各国でエリート騎兵として槍騎兵が復活し華々しい活躍を見せた。 自動火器を持たない時代の歩兵にとって高速で駆け回り、銃剣のリーチの外から一方的に突いてきて暴れまわる槍騎兵は非常に恐ろしい存在だった。 In the Name of the Tsarの主役、帝政ロシアはこのような槍騎兵を最も大規模に運用した国である。 帝政ロシアの槍騎兵の主力はコサック兵で、彼らは幼児の頃から馬に乗り、10代になれば軍に入隊し訓練を受けるまさに生まれながらの騎兵であり、 馬術・武術共に巧みでナポレオン戦争以前から神出鬼没の恐ろしい襲撃者として侵略者の前に立ち塞がった。 第一次世界大戦の頃には流石にナポレオンの時代のように重装備の敵に正面から突撃して敵を蹴散らすなんてことはほぼなくなったが、 敵戦線後方奥深くに浸透して補給線や司令部などを襲撃する際や、装備や士気が劣悪な敵部隊を攻撃する際には度々ランスチャージが敢行され大きな戦果を挙げた。 ![]() 第二次世界大戦までには維持費が嵩む騎兵は各国で急速に縮小され、生き残った騎兵も戦闘時には馬から降りて戦う乗馬した歩兵として戦うことが主となった。 殆どの国では騎兵の戦闘装備から槍は外されていき、1937年にポーランドが廃止したのを最後に世界の軍の戦闘装備から姿を消した。 ![]() 1939年のナチスドイツのポーランド侵攻ではポーランド騎兵は勇敢に戦い、初日のクロヤンティの戦い ![]() 参戦した独波双方の軍人が槍を持ったポーランド騎兵について証言しており、第二次世界大戦でも騎兵槍が使われたか否かについては未だ議論されているようである。 コメント
|
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示