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Annihilator のバックアップ(No.14)
著名なアメリカ製サブマシンガンの試作品。第一次世界大戦の前線に送られる間際であったが、積み荷が港を発つ前に休戦協定が結ばれ、大戦が終結した。
用語については武器の性能表についてを参照してください。 特徴、アドバイス、補足
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2018年6月27日

第一次世界大戦最中の1916年、ジョン・T・トンプソン元米陸軍大佐(後に復帰し准将として再度退役する)は「塹壕箒」(trench broom)と仮称される自動式小火器の設計に着手し、オート・オードナンス社を創業した。
元々の「塹壕箒」というアイデアは、すなわち「1人で持ち運べる機関銃」(a one-man, hand held machine gun.)というものである。ショーシャ?何それ美味しいの?
当時の機関銃は大型かつ重量級の装備であり、軽機関銃といえども兵士が一人で操作できる存在ではなく、機械的な信頼性も低かった。そして機関銃は突撃する兵士に随伴して後方から援護射撃を加える事すら難しかった。しかし、塹壕戦の打開に必要とされていたのは、機関銃で強固に防衛された敵塹壕に対する肉薄および突破であり、これに用いる銃器には兵士が携帯できるサイズ・重量であることやフルオート射撃能力が求められた。
1917年に参戦した米軍でも、塹壕の突破を目的としてM97 Trench Gun等の軍用ショットガンや秘密兵器であるピダーセン・デバイスを量産・装備していた。また、同時期の米国ではジョン・ブローニングによってBAR M1918の開発が進められていた他、同時期にはドイツ帝国でも塹壕陣地の突破を任務とする突撃歩兵のためにMP 18小型機関銃の開発が進められていた。
1918年、「塹壕箒」のアイデアに沿ったパースエーダー(Persuader=「説得者」「言うことを聞かせるもの」の意)と呼ばれる試作銃が設計された。この試作銃はヨーロッパへ出荷するべくニューヨークに送られたものの、ニューヨークに到着した11月11日に休戦協定が結ばれて大戦が終結していた。パースエーダーはベルト給弾式だったが、機関部が砂塵や泥汚れに弱いという欠点があった。そこで、これを箱型弾倉に改めたタイプが1919年に試作され、アナイアレーター(Annihilator=「絶滅者」「敵を打ち負かすもの」の意)と名付けられた。両製品は共にブリッシュ・ロック方式と呼ばれる遅延式ブローバック閉鎖機構を持ち、後の禁酒法時代にて「シカゴ・タイプライター」等の悪名を轟かす事になるトミーガンの基本構成要素を備えていたのである。
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