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Mosin-Nagant M91 のバックアップ(No.23)
特徴、アドバイス、補足
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主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。

30口径1891型「モシン」ライフル(3-Line Rifle M1891、Vintovka Mosina)は1800年代末期にロシア帝国のモシン大佐とベルギーのレオン・ナガンによって開発され、1891年にロシア帝国軍に採用された7.62mmボルトアクション式小銃。開発者達の名前から通称「モシン・ナガン(Mosin-Nagant)」と呼ばれることが多い。7.62*54R弾を使用、装弾数は5発。装填は一発一発弾倉に入れていくか、5連のストリッパクリップを用いる。
19世紀後半、露土戦争(ロシア帝国・オスマン帝国間)において、ウィンチェスタの連発式ライフルを使用してきた相手にロシア側は自身の装備の旧式化を悟ることとなった。
時代遅れになってしまった単発式のベルダンライフルを代替すべく、ロシアはより近代的なライフルを採用することにした。
代替期間の間、フランス等からも小銃を輸入したりしながら模索を開始した。
開発に対する条件は信頼性が高く装填が容易であることで、最終的にトライアルにはモシン大佐、ナガン、そしてジノヴィエフ大佐がそれぞれ開発した3つのプロトタイプが提出された。
それらを生産性・信頼性等から考慮した結果、モシン大佐の.300ライフルが採用となった。
それでもモシンモデルにも欠点がなかったわけではなく、装填不良を防ぐためのパーツを搭載するといったアィデアはナガンのプロトタイプからフィードバックされ改良されている。
アイデアやデザインにも協力しているものの、ナガンの影は比較的薄い。
モシンライフルはロシア軍の装備を更新するべく大規模な生産を開始したが、結局大部分の兵士がベルダンライフルを持ったまま日露戦争に突入してしまった。
続く第一次大戦では配備もそこそこ進み、改良型も生産を開始した。
余剰分は英米の部隊に回されたという記録もある。
この時北方戦線にて敵国ドイツ・ハンガリー帝国に大規模な数の本銃が鹵獲され、その後同盟国であるフィンランドに輸出されたりしている。
後にこのフィンランドにわたったモシン小銃が伝説を作り出すとは誰も知る由はなかった。
第二次大戦では自動車化狙撃師団に属する歩兵の標準装備として完全に配備が完了し、旧スターリングラード攻防戦からベルリン陥落まで戦い抜いた。
また、この時赤軍内で狙撃銃のドクトリンが形成され、スコープを装備した本銃やSVT40を用いた狙撃でドイツ軍を混乱させた。
アメリカの企業に生産を委託した挙句料金を踏み倒すなどの事件も起きているのだが。
WW2後の1950年から60年代にかけドラグノフ半自動ライフルが完成、正式採用されたのでM1891は徐々にソヴィエト赤軍から退役していった。
その時点でのM1891はコピー含めて製造数は半端なものではなく、世界中の戦争・紛争で狙撃銃として使用された。
ソヴィエトも1970年代からアフガニスタン侵攻にて戦争状態に陥った際、抵抗勢力の本銃やSMLEによる狙撃に悩まされることとなった。
SVDは優れたライフルではあったが、アフガンの山岳地帯で頻発した遠距離戦に対抗するには精度に不安が残ったのである。
結局ソ連軍狙撃部隊は予備庫からM1891を引っ張り出し、SVDと共に使用し抵抗勢力に反撃した。
ボルトアクション式らしく構造は比較的単純で、ロシアクオリティとして堅牢で温度の変化にも強い。
機構的にはモーゼル小銃と類似しているが、ロッキングラグの角度やボルトの複合化等細かい点に相違がある。
この時代の一般的な小銃の仕様と共通してM1891銃剣などが装着可能。
後のカービン化に従って折り畳み式のスパイクバヨネットも制作されている。
また改良型であるM1891/30には精度の高い個体を狙撃銃として改良され、赤軍の狙撃手たちに配備されたモデルが存在する。
これらは従来のモシンライフルはM1903等とは違ってボルトハンドルが直線形状だったため、ハンドルを折り曲げてスコープを配置できるようにしたもの。
3.5倍率のPU・PEスコープなどを搭載して運用された。
モシン・ナガンの使い手として最も有名なのはフィンランドの白い死神シモ・ヘイヘ
。アイアンサイトで狙撃していた。
但し彼が使っていたのはモシン・ナガンのフィンランド版であるモシン・ナガンM/28(通称スピッツ)なのでBF1に登場するものとはちょっと違う。
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