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RSC 1917 のバックアップ(No.36)
フランスの実験的自動式ライフルで、第一次世界大戦後期に投入された。
現在 用語については武器の性能表についてを参照してください。 特徴、アドバイス、補足
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主に個別の適応について記載されています。軽微な情報は省いてます。また全体の変更により仕様が変わっている場合がありますのでパッチ情報で確認して下さい。

フジオートマティックモデル1917(Fusil Automatique Modele 1917)、通称RSC M1917。
第一次世界大戦後期の1918年頃にフランス軍で用いられていたガス圧作動方式の半自動小銃。第二次世界大戦でも少数が用いられている。
「RSC」は本銃を開発したポール・リベイロールス(Paul Ribeyrolles)、シャルル・シュター(Charles Sutter)、ルイ・ショーシャ(Louis Chauchat)の三人の苗字の頭文字が由来。
ちなみにこいつらはChauchatの開発者でもある。発想「は」素晴らしい開発者陣
本銃は旧式のボルトアクション小銃Lebel Model 1886を置き換えるべく1917年に開発されたのだが、
Lebel Model 1886を半自動小銃に置き換える計画そのものは第一次世界大戦勃発前の1913年に開始されており、約4年越しの実現ということになる。
これだけの時間がかかってしまったのは主に使用弾薬に難儀したことによる。
まずは強力な7×56.95mmリムレス弾薬を開発し、それに合わせ1916年にメニエ小銃(Meunier rifle)というものを開発し、実戦トライアルを行った。
トライアルでの評価は良好だったのだが、結局新弾薬の供給が難しいということで廃案となり、そこで急遽開発されたのがRSC M1917であった。
本銃はLebel Model 1886の部品の大半を流用し、使用弾薬も同じ8×50mmR Lebelライフル弾を用いることで徹底的なコストダウン・設計期間縮小を図ったのである。
形式的には1916年に採用され、1917年に生産開始、結局1918年11月の終戦までの間に86000挺が生産・供給されることとなった。
ちなみにガス圧作動方式の本銃、ガスポートの部分の設計は後のM1ガーランドに踏襲されている。
ここまで書くと名銃に見えるが、実際はとても重くて長く、取り回しも最悪で狭い塹壕内での整備も難しいと、前線での評価はよろしくなかった。
おまけに最大の欠点として、ガスポート*2が小さく、連射し続けると簡単に塞がってしまい、連射不可となる問題があった。
これを防ぐには100発毎に火縄銃のような清掃をしなければならないのだが、そのためにはガスポートがある銃身先端の部品の取り外しが必要。
ついでに書くと本銃の弾薬クリップも脆弱で、わりと簡単に変形して使えなくなる。
というわけで終戦後の1918年中に改良型による置き換えが決定され、1919年から本格的な置き換えが開始された。
この改良型がMle 1918 RSCと呼ばれるもので、軽量化して掃除しやすくして弾薬クリップを強化し、その他ホールドオープン機能等を追加している。
改良によって命中精度も上がり、まあ文句のない出来だったのだが、何故か4000挺しか生産されていない。
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