Lebel Model 1886 のバックアップの現在との差分(No.1)
あ 無煙火薬を用いた最初の軍用銃。無煙火薬の登場により銃の発展は一気に加速した。
2017/05/02現在 用語については武器の性能表についてを参照してください。 特徴、アドバイス、補足DLCThey Shall Not Passで実装されたシングルアクションライフル。 SMLE MKⅢとRussian 1895のあいのこといった性能で、中遠距離向け。 発射レートはRussianとMosin-Nagant M91に並び、装弾数はSMLEに次ぐ。 適性距離はSMLEとRussianの中間である。 弾速が少し遅めとなっているが、適性距離を考えればそう気になるものでもない。 総じて優等生的な性能であるが、別に特化したところもないのが玉に瑕。 ただリロードは1発ずつしか装填出来ないのでかなり遅い。 またリロード後のモーションが非常に長く設定されており、*1K弾との相性が悪い。(リロードキャンセルは可能)
高倍率のスコープを装備したモデル。 狙撃モデルとはいえ運用はSMLE(マークスマン)に近くなってくる。
反動・拡散の減少速度を強化したモデル。速射に向く。 こちらの運用はRussian(歩兵)に近い。より近い適性距離を活かそう。 リロード速度の遅さが足を引っ張るため、8発マガジンを有効活用し、立ち回りに気をつけるべし。
ゲーム内映像銃器紹介6:55~薬莢に注目 ルベルM1886小銃(Lebel Model 1886 rifle) 1886年に制式化され、1940年頃まで用いられ続けたフランス軍の制式ライフルにして、世界で初めて無煙火薬弾を用いたライフルであり、紛う事なき名銃。 いわば小銃界のドレッドノートである。 最大の特徴はやはりその使用弾薬である8×50mmR Lebel弾。これはB火薬と呼ばれる新開発の無煙火薬を使用している。 この弾薬は小銃弾だけでなくあらゆる銃器の弾薬としても、世界で初めて開発された無煙火薬弾なのである。 ついでにフルメタルジャケット弾であることも世界初。 このことによってそれまでの黒色火薬弾ライフルの最大の問題、発射煙で居場所を悟られるという問題が事実上無くなり、銃口初速の向上によって命中精度・威力が増すこととなった。 更に火薬自体の威力向上によってより小さな弾薬でも十分な威力が実現できたため、従来の黒色火薬弾よりも小さな弾薬となり、携行弾薬数の増加にも繋がった。 これに衝撃を受けた各国軍は無煙火薬弾・フルメタルジャケット弾使用銃器の開発を急ピッチで進めていくことになる。 英国のドレッドノートが全ての戦艦を過去にしたように、本銃は全てのライフルを過去にしたのである。 この弾薬を開発したのはニクラス・ルベル(Nicolas Lebel)中佐。彼は銃器開発自体には全く関わっていないにもかかわらず、Lebel弾開発の功績により小銃名にも冠されている。 他の特徴としては8発装填のチューブマガジンを採用していることがあるが、これはこの時代のボルトアクションライフルではよくある設計の一つ。 ただこれによってLebel弾に弱点が生まれている。 チューブマガジンでは弾倉内の弾薬の先端が前の弾薬の雷管を押して暴発する危険があったため、その危険を避けるために弾薬の先端を丸っこくする必要があった。 しかしこれによって空気抵抗が増してしまい、弾丸の直進性が失われて命中精度が低下したのである。 そのため1898年に8×50mmR Lebel"Balle D"弾薬が開発された。 これは先端の尖った形状であるが、雷管を深く埋め込んで二重のカバーを施し、更に薬莢後部の溝に後ろの弾薬の先端を入るようにして暴発の危険を防ぐようになっている。 第一次世界大戦で主に用いられたのはこのBalle D仕様であるが、この弾薬は非常にコストがかかる問題を抱えていた。 そして時代が下り、20世紀に入るか入らないかくらいのところで、小銃の弾薬装填の主流が弾薬クリップになっていった。 そこで開発されたのがM1907/15である。この銃はチューブマガジンを廃止しクリップ装填・固定ボックスマガジンを採用、 それに合わせLebel弾も単に先の尖った弾薬となった。 しかし新たな問題も生まれた。たったの3発しか装填できなかったのだ。Lebel弾の薬莢のテーパーが強いためスペースを取り過ぎたのである。 結局外付け拡張マガジンで5発は入るようになったのであまり問題はないが。 実は本銃は弾倉に8発込めた後に薬室に1発手込めすることで最大9連発とし、本作で再現されているような面倒なリロード動作を不要にする元祖タクティカルリロードとも言える運用が実戦ではよく行われていたり、*2 上の動画の19:00前後の射撃を見てもらえばわかるように弾倉からの給弾を止めて単発銃とすることが可能でK弾のような特殊な弾を1発づつ込めるといった動作が本作と違って非常にスムーズに行えたりするのだが、 2021年5月現在これらは再現されておらず、今後本作におけるリロード速度が大きく改善される可能性は コメント |
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